「年齢や性別を超えた遊びを求めて」

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株式会社 カプコン
代表取締役社長 辻本憲三

 みなさまいつもお世話になっております。

 何かと暗い話題が多いこの頃ですが、その中で97年の最高視聴率をあげたテレビ番組はサッカーの日本VSイラン戦だったそうです。私も、シンガポールのAMショー直後、マレーシアの暑さを想像しながら、テレビの前で応援に声をからしました。

 スポーツも、「遊び」の代表選手です。ひとが自分の能力を存分に発揮できる場であり、一流のスポーツ選手の姿は、ほれぼれするように美しいものです。もちろん、心と体の両方で楽しむものですから、どんなに下手でも、スポーツは楽しい。人生いくつになっても、心と体をたっぷりと動かして楽しみたいというのは共通の願いでしょう。

 私は最近ゴルフで年間100ラウンドを目標にしており、土日は必ずといっていいほどコースへ出ています。そうした生活リズムの中で、以前と比べて自分の中にエネルギーが満ちてきているのがわかります。40歳をすぎてゴルフをはじめた私は、プロのスイングをまねしたりはしません。常に自分の体にあったスイングを心がけ、仲間とともに緑の中を歩き、日頃あまり意識することのない体中の様々な部分とゆっくりと時間をかけ語り合います。そしてボールを前にしてクラブを握った後は、思い切り振りぬくだけです。シンプルに、そして強く、いつもそうありたいと考えています。ホームコースでラウンドしているとよくお会いする80才台の先輩諸兄のように、いつまでも力強くゴルフを楽しんでいきたいものです。

 幸いなことに、私たちは、このアミューズメント業界という素晴しいフィールドでビジネスをしています。いつかスポーツと同じように、年齢や性別を超えて、世界中の人々の心と体を動かし、結び付け、ともに「遊ぶ」ことが出来るようになると信じています。それまで、皆さんと共にがんばっていきたいと思います。