「年齢や性別を超えた遊びを求めて」

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株式会社 タイトー
代表取締役社長 中村紘一

 少子化、高齢化にどう対処して行くのか、我々の業界のベースにある、基本的な課題だと認識しています。
 1月9日(金)NHKの"おはよう日本"を見ておりましたら、びっくりしました。"若者お断り"のゲームセンターの登場です。お年寄りが楽しくゲームで遊んでおられる姿を見て、どこの会社の何という社長の意気込みであろうかと、敬服し、感動を覚えました。

 店舗名は「遊楽園」と出ていましたが、NHKだから、社名は出ておりません。早速調べました。(株)ユウビスの川楠社長です。その先見性と熱意に脱帽であります。
 「まだ『実験店』であり、手探りの状態で、完成したものではない。参加人口を増やすための1つの試みであり、往年の人気作の設置や、お年寄り向けのゲーム機も開発しながら、運営ノウハウを完成させていきたい。」(ゲームマシンNO.559.'98.3/1号)
 マスコミ各社の反響の大きさに驚きながら、謙虚に話をされている。人柄です。

 確かに、ビジネスとして見たとき、簡単なことではないだろうと思いますが、ぜひ成功させて頂きたいと"エール"を送りたいと思います。
 同時に、我が社も何か、知恵と工夫が出来ないものかと、社内で話し合っております。 
 我が社の"電車でGO!"も、この"遊楽園"のテレビ放映で大きく登場させて頂いておりました。ありがたいことです。プレイヤー層を拡げたい思いで市場に投下し、中高年サラリーマン層に加えて、お年寄りにも遊んで頂いておる姿を見て、いささかでもお役に立っているようで、たいへんうれしく思いました。
 "コピー"、"暴力"、"性"の三大問題は、我々の業界が常に誘惑にさらされ、一歩間違うと、我々の業界の将来を自分自身で崩壊させる問題だと認識しております。
 難しい議論の前に、顧客(プレイヤー)優先で、良心に訴える倫理感の確立の大切差を感じている今日この頃です。