JAMMA第10回通常総会開催 - 中山会長挨拶 -

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若い人たちの積極的な協会活動で
新しい遊びの創出を!

JAMMA 会長 中山隼雄
 今年、減税が実施されることが決まりましたが、これに対していろいろな議論があります。我が理事の中にも「日本人は貯蓄が好きだし、この苦しい状況ではすぐ貯金する」という意見があります。しかし、こういう不景気の中で、人々は楽しいエンターテイメントを求めている。その証拠に、今まで不振だった映画がここに来て俄然盛り返してきています。「もののけ姫」「タイタニック」がその代表ですね。ですから、我々にもチャンスがあるんだと確信しています。
 しかし、AM産業界全体としてはこれを掴むという方向性が見えません。先ごろ、景品の上限価格が800円に引き上げられました。来年からは営業時間が延長でき、プリペイドカードも大人は3000円まで買えるようになります。その中にいろんなサービスを工夫することで、ユーザーを引き寄せられる環境になりつつあります。800円の景品に対しては賛否両論がありますが、マイナス面ばかりを取り上げるのではなく、その分だけフレックスな対応ができると考えるべきではないでしょうか。我々に課せられた使命は皆で智慧をしぼり、顧客満足度を上げていくことなんです。
 最近の技術は目をみはるものがあります。今までのAM機械は何年かごとにテクノロジーを上げていき、新しい表現をすることでユーザーを引きつけてきました。しかし、今は表現やビジュアルがかなりレベルアップしましたから、ユーザーはそれほど目新しいと思ってくれません。ですから、先端技術とそれを使いこなす新しいアイデアの結合が必要なんです。これまでの延長線上ではない遊びの発想、それと我々が新しい遊びを提供できなければ本当の意味で業界をリードできません。キュートなアイデアのマシンを作っているメーカーも増えておりますが、全員がいろいろ特徴を持った面白いゲームをぜひ作っていただきたいと思います。
 JAMMAとしまして、今後AOUと密接な連携プレーの中で業界の諸問題に対応して行きたいと考えております。そのためには委員会活動をもっと活発化していこうと思います。
 あと少しで21世紀でございます。JAMMAとしましても、若い人達がどんどん協会活動に出られて、それを通してAM産業を活発化し、新しい遊びを創出する方向で集結していってほしい。シニアの経験と若い人のアイデア、切り口をミックスして、この困難な時期を乗り切っていきたいと思います。一番いけないのは、コンシューマー向けがいいと業務用を忘れてしまうことです。コンシューマーは一度ヒットすると大きなビジネスになりますが、それでも全部がヒットするわけではありません。ですからビジネスの苦しさ、難しさは業務用も同じです。インタラクティブ・エンターテイメントの括りの中で共通性があるわけですから、その点も視野に入れながら足元のAM産業をしっかり構築していくことが、一番の課題ではないかと思います。