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| ■路線は踏襲、会費は見直しを早急に --会長に就任した心境と、抱負から伺います。 柿原 晴天の霹靂という思いがあるのみでございます。アミューズメント業界が大変厳しい環境にある中の会長就任ということで、どう業界をまとめていくか苦慮しているところです。ただ、この原因は社会構造の変化にあり、我々のビジネス自体が否定されているわけではありません。中には、若者に受け入れられる雰囲気を上手に演出し、非常に高い水準り経営を維持しておられる店舗もあります。「年々歳々花相似たり、歳々年々人同じからず」という言葉がありますが、我々の業界も形を変えて生き残っていくと思っています。 --協会の運営については。 柿原 中山前会長が進めてこられた路線を継承していくつもりです。会員各社の負担が増えるので、新たな組織も当面はつくりません。必要な場合は、現在のしかるべきセクションが担当することで対処したいと思います。 第11回通常総会でも取り上げられた会費については、早急に理事会で検討します。JAMMAの会費の基準は自己申告した売上高で決まるようになっていますが、長く改定されずに来ました。どうすれば公平感のある額に設定できるかは難しい問題ですが、各社の売上げが厳しい時だけに見直しを図りたいと思います。 ■他団体と意見交換し、規制緩和を研究 --業界活性化のポイントは。 柿原 AOUとJAMMAはアミューズメント業界の両輪です。JAMMAは加入企業の組織化が進んでいますが、AOUの方も現在より組織が強固になれば、機械の開発等においても面白い提案ができるのではないでしょうか。互いの団体に所属する各社が、今の若者が何に価値があると感じているのか意見を持ち寄り、議論する必要があると思います。実は先日開かれた3団体幹部懇談会の席上でも、AOUの理事さんからリデンプションについて有意義な意見を伺ったところです。今後も他団体と積極的に意見交換して、規制緩和の方策を研究したり、新しい分野の機械の開発を進めたいと思います。 JAMMAという枠にとらわれず、AOU、NSA、それにコンシューマーの団体であるCESAを加えた4団体による会合を年2回程度開きたいと思います。業態は異なっても、「遊び」という意味では同じ。オペレーターもメーカーも死活問題に直面しているだけに、私は皆さんの調整役に徹して努力するつもりです。 --類似製品問題が起きていますが、C&C憲章についてのお考えは。 柿原 この問題に関しては、業界人として真摯な話し合いを継続的に行うのが正しい姿でしょう。そもそも、類似の基準を決めることは大変に難しい。最初に考えた人の創造性を大切する精神は大切ですが、同時に似た製品が出てくることもあり得ます。今後もJAMMAの中で議論し、皆さんの賛同を得られるような結論を導き出さなくてはなりません。それは業界人の知恵だと思います。 ■AMショーの方向性は、結果を見て検討 --第37回AMショー委員長として、今後の方向性については。 柿原 これまでのAMショーはトレーディングショー、すなわち業界人だけの展示会だけでなく、一般の人々にも来場していただき、広く世に知らしめてきたという意味で大変成功していると思っています。今後のAMショーのあり方については、現在の形が良いのか、変えた方が良いのか、今回のショーの結果を踏まえて多くの人から意見を伺い、ショー委員会等で検討していきたいと思います。 また、会員以外に広く門戸を開いたことは今回が初めてですが、これについても結果を見て、さらに広げる努力をするのか、それとも廃止すべきかを検討したいと思います。 AMショーは国際的なショーではありますが、海外からの出展が少ないという印象が否めません。以前は外国からの来場者が多かったのですが、海外市場が低迷するにつれて減りつつあります。そうした中で海外からの出展社、来場者を増やすには、もっと世界市場を考慮した商品づくりをすることが必要です。かつて我々は、世界のアミューズメント業界に冠たる輸出国でした。その名に恥じないような製品を開発し、業界をふたたび活性化しなければなりません。 |



