Coffee Break セガ・エンタープライゼス 専務執行役員 永井 明

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セガ・エンタープライゼス
専務執行役員
永井 明
 最近のニュースを見ていると、情報化社会がインターネットスピードで劇的に変化してきているように感じる。
 年明け早々に、インターネットサービスプロバイダーの最大手・アメリカオンラインがあの名作「エデンの東」を生んだタイム・ワーナー社と対等合併し、時価総額2,500億ドルの巨大メディアコングロマリットが誕生したビッグニュースが飛び込んできた。
また、お隣の韓国ではパソコンを使ったネットワークゲームをコンテンツとする「PC房」が日々増加し続け、ニュースとして大きく取り上げられている。

 少し前のコンピューター関係のニュースといえばインテルのCPUや、マイクロソフトのウィンドウズなど、どちらかといえばハードの性能やOSの機能といった技術的側面が強調されていた時期と比べると、前述のニュースは、明らかに情報化産業がサービス、或いはコンテンツに価値を見出す時代、すなわちネットワーク社会に突入した事を示唆している。

 さて、ここ1年間のAM業界は、様々な意見があるものの、お客様の財布の中身が家庭用テレビゲームや携帯電話などに消費され、業界内の活力が失われてきているのは業界人なら誰しもが痛感しているはずである。では、時代の変化やプレイヤーの指向性の変化を真摯に読み取り、事業の建直しを図ろうという考えがあるのだろうか?

 幸いにして、弊社では、光ファイバーを使ったネットワークゲームの開発に着手し、年内に実験をするための準備を進めてきている。このネットワークゲームのメリットとは、家庭用ゲーム機と差別化できる他、ネットワークゲーム自体の将来性が未知数だという事などが挙げられる。今後、弊社のネットワークゲームがAM業界復活の起爆剤になれば...と考える今日この頃である。