シリコンバレーのホームレスという番組が先日テレビで放映されていました。ホームレスになっているのは、日本で見るような人達ではなく学校の先生などです。
その丁度1年位前に野村総研が企画したシリコンバレーフォーラムというのに参加して、渡米し1週間ほど滞在しました。 現地でベンチャービジネスに関係している人と直接対話をしたり、ブロードビジョンやサンマイクロシステムなどの企業を訪問したり、またスタンフォード大学で教授から、シリコンバレー地区の企業と学府との関わり合いなども詳しく聞くことができました。 世界中からベンチャービジネスを立ち上げようと優秀な人が集まってくる一方で巨額の資金を持った投資家がキャピタルゲインを目論み彼らを物色します。その背景にスタンフォード大学が大きく関与している場合があります。 そういう恵まれた環境の中で次々と新たな企業が誕生して行きますから、土地の価格、建物の価格、つづいて賃貸の建物の家賃も上昇していき、大学教授でさえも家賃が払えないという状況を知りました。 急激な変化の中には必ずこういう歪とも云えるものがあるのかなと考えさせられました。 中国の天安門広場付近の政府の建物やホテル、デパートは、とても大きくて近代的で目を見張ります。資本主義国家の商社もどきの職種もあり豊かな人、企業も多く目にします。その反面少し路地にはいると目を疑うような光景が飛び込んできます。 これも又、冷戦終結後の西側文明の急激な流入の歪かと感じさせられました。
我々の業界も他業種の人が羨む程の急成長を遂げたわけですが、ここに来て、大きな歪が出てきたような気がします。 みんなの英知で業界全体を確かなものにして歪を修正し次の世代へ渡していかなくてはいけないと思います。 | |