![]() (社)日本アミューズメントマシン工業協会会長 第40回アミューズメントマシン・ショー委員長 柿原彬人 |
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今は、各団体が協力してショーを開催すべき時期に。 ――まず、第40回AMショーを迎えるにあたっての抱負から伺います。 柿原 今回我々のAMショーは40回目となるわけですが、これは歴史的な節目だと思います。日本のアミューズメントビジネスは我が国の産業技術の進歩に、多大な貢献をしてまいりました。とりわけ『インベーダーゲーム』の登場を皮切りに発売された数々のテレビゲームは、半導体を多用する民生品の先駆けとしてコンピュータ業界に貢献してまいりました。また、その過程で我々の業界は健全な娯楽としての社会的な認知を得ることもできました。現在は厳しい状況が続いていますが、テレビゲームが隆盛する以前も決して業界にとって追い風ばかりが吹いていた訳ではありません。その中で"社会現象"を巻き起こすまでの大ヒット作は開発されたのです。もちろん過去の状況と現在は違いますが、会員の皆さんには情熱をもって常識を超えた新しい遊びをつくり出すことにチャレンジしていただきたいと思います。今回のショーも、新しい遊びで市場に提案する場として十二分に活用していただけるようにしたいと考えております。 ――最近のAMショーへの出展傾向についてはどうお感じですか。 柿原 業界の構造が大きく変化していることを強く感じています。ゲーム場に来てくれる人が減り、ロケーションの営業は採算が合わないと判断したところはアミューズメントビジネスから撤退しています。その一方で、店鋪を大型化し売上げを伸ばしているところもあります。家庭用ビデオゲームや通信ゲームの開発要員も増えています。同じ業界でありながら、好調の企業と不調の企業がはっきり分かれ、業界が過渡期を迎えていることが見てとれます。この状況が出展傾向にも色濃く反映されていると感じています。 ――AMショーと『東京ゲームショウ』の日程が重なることについては。 柿原 本来はJAMMAとCESAが緊密に連絡を取り合って、うまくやりたいと思うのですが、なかなかそうはいきません。『東京ゲームショウ』はトレーディングショーではなくゲームファンのお祭りのような性格ですが、一緒にやれば活気があるショーになるのではないでしょうか。我々は業界全体でゲームを通じてコンピュータユーザー予備軍を育ててきたのです。そろそろCESA、AOU、JAPEA、JAMMAが協力してショーをやってもいい時期に来ていると思います。 今後も、業界全体が継続して検討すべき問題だと考えております。 業界の総意として、リデンプション解禁の働きかけを。 ――業界として取り組むべき課題については。 柿原 メーカーは本来開発したゲーム機を大量生産しないと採算がとれないものですが、今のように施設が淘汰されていくと台数は期待できません。このため、どうしても単価が高くなってしまいます。そうした製品を使ってオペレーターが採算をとるには従来までの遊びではなく、まったく新しいタイプの遊びを提供しなければなりません。それが今の業界にとっては、リデンプションというものだと思います。 欧米では何の問題もなくリデンプションが楽しまれている事実がありますし、規制が緩和されればゲームのつくり方が一気に多様化する可能性があります。関係当局にはぜひそうした事情もご理解いただけるよう、業界の総意として働きかけたいと思います。 ――最後に、出展者へのメッセージを。 柿原 日本はもちろん、世界の業界を見ても、今ほど新しい発想とマシンが期待されている時期はありません。AMショーへの出展は、業界において存在感をアピールする絶好の機会になります。仕事でも「継続は力なり」です。経営的に厳しいところもあるでしょうが、出展している限り、いずれ新しいチャンスをつかむことができます。 ぜひ、多くの会員が出展されることを希望しています。 ――お忙しい中、ありがとうございました。 |
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