ショー運営委員長インタビュー

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「遊び」はネットワーク社会の
最高のナビゲーター


小間数減少に歯止めをかける企画を立案し、"開かれたショー"への第一歩を踏み出す

――第41回AMショーの開催に向けて、ショー運営委員長としての抱負をお聞かせください。
 昨年はご存じのように、東京ゲームショウと開催時期がバッティングして、入場者数の伸びなどを危惧したわけですが、おかげさまで前回を上回る結果を残すことができました。また、ここ数年、出展小間数が減少している中で、運営経費面も厳しい状態が続いてるわけですが、結果的には上々の成果を残すことができたと考えています。
AM業界は"晴れマーク"が付いた元気のある業界と位置づけられています。確かに大型店舗を中心にして昨年の中盤以降、市場としては底入れをしてきたという感じがしますが、全体を見てみると、業績のよい店舗と相変わらず厳しい状態が続いている店舗とに2極分化し、全体としては厳しい傾向が続いていると認識しています。その中で昨年のAMショーでは、ネットワーク等を利用した新しい切り口の機械が大分増えてきました。この傾向は、これからも続いていくだろうと感じています。このような背景の中で、このAMショーをオペレーターの皆様に新しい機械を見ていただく場であると共に、お店の運営という面でも新しい時代を感じていただける価値のあるショーにしていきたいと考えています。

――ショーの開催概要(設定予定小間数等の会場計画)および特色についてお聞かせください。
 前回のショーは852小間で開催したのですが、今年度については、ここ数年の小間数の推移と今年の春開かれましたAOUショーの小間数を勘案して、計画上は750小間とい う設定をしています。主催者側としては、毎年小間数が減っているわけですが、それに甘んじているのではなく、少しでも会員の皆様に出展していただいて、何とか去年レベルのところまでには持っていきたいと希望しています。ただ業界全体にいろいろな動きがあり、昨年と同じ程度の規模が確保できるかどうか、若干危惧されるところがありますので、計画上は750小間としました。スパンは、3スパンを考えています。ところで、ここ数年来、出展小間数の減少にどう歯止めをかけるかという問題については、決定的な決め手はまだないのですが、今回はチャレンジしてみたいことが一つあります。過去いろいろな変遷があり、ここ数年来は少なくとも会員以外の方に門戸を開放していないという状況が続いています。今回についてもすべてをオープンにする予定はありません。やはり海外のメーカーさん等に来ていただく場合には、知的財産権の問題などが残っていますので、一気に開放できないと考えています。

 そこで今回は主催者テーマゾーンを設けて、そこに店舗運営に関わる関連の業者さんを対象とした"AM施設に付随する自販機ゾーン"と"店舗管理システムゾーン"を設け、店舗運営に関連の深い会員以外の会社さんにも声をかけ、出展をお願いしていくつもりです。そういった形で、全体の小間数の減少に歯止めをかけると共に、従来から言われている"開かれたショー"に一歩でも近づけていきたいと考えています。初めての試みなのでどこまで成功するかわかりませんが、少なくともAMショーそれ自体も時代に合わせて変えていかなければいけないと考えています。一気にできないとしても、少しずつ時代の変化に合わせていきたいということで、今年はまずその第一歩を踏み出してみたいと思います。二つ目は、収支をしっかり取っていくということです。従来、広告という部分については会員さんを対象にしてガイドブックの中やほんの一部に広告のスペースを用意してご参加いただいていました。今回は、広告のスペースを設定して広く広告の収入を求めてみようという試みを行なっていきたいと思っています。広告スペースの設定についてはこれから決めなければなりませんが、いくつか案が出ていますので、それにチャレンジしていこうと考えています。また、従来AMショーは準備期間を2日間設けていました。これは、装飾関係の工事等含めてかなり大掛かりな工事が入りますので、安全をみて2日間の設定にしていたのですが、今回はこれを1日半とし合理化できるところは合理化し、これによる経費の削減を図っていこうと思っています。

来場者のより増加をめざし、全国ベースで徹底したPR活動を実施

  ――今年はさらにPR・広報活動に力を入れていくそうですが。
 去年も早い時期から広報委員会と連動した活動をし、"先手を打つ告知"という形にしてきたのですが、今年もそのスタンスに変わりはありません。広告予算も昨年よりも高めに設定し、昨年と同じように電車内の吊り広告やポスターなどを打ち出していく考えです。大きく広告の切り口を変えることはできないかもしれませんが、少しでもユーザーの目につくような告知を実施していきたいと思います。例えば、従来、AMショーのポスターは各会員さんにお願いして、それぞれのお店に貼付していただいたのですが、今回は全国ベースでより徹底していきたいと思っています。また、参加される会社に対しては、前回同様、招待券(25枚)を提供し、さらには関連のゲーム開発関係の学校などにも招待券を配付し、一人でも多くの方に来場していただけるようにしていきます。

――出展社へのメッセージをお願いします。
 AMショー成功の鍵を握っているのは、やはり、出展社の皆さんです。昨年以上に今年も出展していただいて、全体としても価値のあるAMショーにしていきたいと考えています。ぜひ、各メーカーさんにはそういう面でのご協力をいただきたいと思います。また、AMショーは将来のアミューズメント業界を考えていく重要な場であると思いますし、今回は特に店舗の運営がらみのテーマゾーンも設けますので、オペレーターの皆様にも数多くご来場いただき、盛大なショーにしていきたいと考えています。一人でも多くの方々のご来場を心からお待ちしています。

――お忙しい中、ありがとうございました。