――第45回AMショーにかける抱負をお伺いします。
鈴木 昨年の第44回AMショーは、テーマを刷新したほか、セミナーの開催、チャリティーオークションの復活など、新たな試みによりファミリー層を中心とした新規顧客の拡大につながりました。第45回AMショーにおいては、出展社の方々にとっても、来場者にとっても昨年以上に評価されるショーにすることが、ショー運営委員長である私の使命であると考えています。その為には、出展社の方々に働きかけを行い、より多くの出展社の参加と出展製品の拡充を図ってまいりたいと考えています。そうする事で昨年以上の動員を図り、アミューズメント業界のさらなる活性化と新規顧客の拡大につなげたいと思っています。
今年は特に、3団体(JAMMA、AOU、NSA)が統合し、新協会(JAIA)が設立された記念すべき年でもありますので、是非成功させたいと思います。
――前回はビジネスデー、パブリックデー含めて来場者が約4万7000人と史上最高でした。
鈴木 昨年は、パブリックデーにおいてファミリーの来場者が大幅にアップしたことで、予想以上の動員となり、新規顧客の掘り起こし、新しい市場拡大につながりました。
今年はさらなる来場者の増加を図るため、ビジネスデーにおいてはアミューズメント事業の展開に直結した有益なセミナー企画の実施、パブリックデーでは魅力ある出展機種の紹介やチャリティーオークション等、来場者の方々にできるだけ早いタイミングで情報を発信していくことが重要であると考えます。そうする事で、より多くの方々に認知していただくことが、来場促進につながると思っています。
現在、ショー委員会を中心に、企画の早期立案を目指しております。
――会場計画で何か前回と違っている点はありますか。
鈴木 魅力あるショーとして出展社の方々にもっと積極的に出展していただけることは何か。出展社が増えれば当然、来場者にとっても還元されることも数多くあります。そういうことも今後のショー運営委員会を中心に議論していきたいと思います。
また、海外からの来場者も増加している中、グローバルな試みができればと考えています。世界に誇れる日本のアミューズメント機器を海外の方々に紹介できれば、さらに業界の発展に繋がると思いますし、海外からの出展社を募る事も視野に入れて今後検討していかなければならないと考えます。これらを行うには、準備面を含めた調整も必要であることも認識しており、まずは地域を限定した海外の協会の方々をご招待することからスタートできないかと思っております。例えば、以前はAAMA、AMOA、ATEIなど有力団体の方々を招いてのインターナショナルミーティングを開催した実績もありますので、今年は間に合わなくとも今後、積極的に検討していきたいと思います。
――セミナー、オークションについてなにか具体的な施策はありますか。
鈴木 セミナーについては前回、受講者にアンケート調査を行い、受講者が何を望んでいるのかも把握できています。それを踏まえ、受講者の方にもっと興味をもっていただけるような有益なセミナー企画を数多く開催することを、ショー運営委員会を中心に検討しています。また、告知手法や会場のスペース等、よりよい環境にすべく検討を進めています。
――オークションについてはどうですか。
鈴木 今回は昨年以上に出展社の方々に、ご協力をお願いし、一般のお客様が興味を引くような商品をより多く提供いただき、より大きなチャリティーにしていきたいと思っています。
やはり社会貢献を積極的に行っている団体であることを広く社会にアピールすることはとても大切な事だと思っています。 今後も、さらに内容を充実させ継続的に取り組んでいきたいと思います。
――今回は会場内で出展社のスタッフの慰労会を兼ねた懇親会開催の意見があるように聞いています。
鈴木 これは懇親パーティー会場に行けない、ショーのブースを担当している方々に対して他の出展社の方との情報交換の場として有意義な時間を過ごせる懇親の場を提供できればと考えています。ただし、参加人数や会場の問題等、解決しなければならない課題はありますが、コミュニケーションと慰労を兼ねた場ができないか検討をしています。
――今回、新たに安全に関する専門の委員会を設けられるとうかがっています。
鈴木 前回は特にパブリックデーに、予想以上の来場者があり、出展社の方々もその対応に苦慮されました。主催者としても、そこまでの予測はできませんでした。今後は、あらゆる事態を想定した安全対策を事前に出展社の方々へご説明し、徹底を図っていきます。
安全な運営をおこなうために、新たに「安全分科会」を設置し対応を図ります。機械の安全性の問題等は、これまでの担当部会が対応しますが、ショー全体の運営において、特にパブリックデーでの人の流れや入場制限など、安全にショーが進行できるようにしていきたいと思います。
――ショーの広報活動は。前回はファミリー中心の媒体にPRされましたが。
鈴木 基本的には、昨年の成功事例を基にビジネスデー・パブリックデーとも来場者に対して、いち早い情報発信を行うことが、来場促進につながると考えています。
今回の広報活動に関しては、ショー運営委員会を中心に計画しておりますが、新聞・雑誌等の多種多様なメディアに対して、幅広い宣伝・広報活動を検討しています。本年度もファミリー層を中心とした幅広いお客様に来場していただけるようなポスターのデザインや宣伝・広報活動に努めてまいりたいと考えております。
――最後に、来場者等へのメッセージをお願いします。
鈴木 先程もお話ししたように、ショー運営委員会では数々の来場促進の施策を講じておりますので、出展社の方々は期待を持って出展していただき、来場者の方々に、楽しさを提供できるショーにしていきたいと思っています。そうすることが、業界はもとより、出展社の方々にとっても来場者の方々にとっても評価されるショーになると思います。



