JAMMA 里見 治 会長(AMショー委員長)に聞く

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47AMショー開催にあたって

AM業界が一致協力して
業界浮揚のきっかけとなる
AMショーになることに期待する

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JAMMA 里見 治 会長(AMショー委員長)

Q.第47回アミューズメントマシンショー(AMショー)は、40社、624小間での開催となりましたが。それについてはいかがですか。
里見 今回の結果はAM業界の現状を率直に反映しており、厳しい状況での開催であるとの認識を持っています。これまでのAM業界は節目ごとに、プライズマシン、プリントシール機、音楽ゲームなど時代を牽引する機械が登場し、業界を盛り上げてきました。しかし、近年はそのような機械が生まれていないことが、業界低迷の原因のひとつだと思っています。このまま厳しい状況が続くようでは業界がシュリンクする一方になってしまいます。
 今回のショーもどこまで来場者に足を運んでいただけるか、という不安も感じていますが、出展社の皆様方がこれまで培った技術と日頃の努力の成果を発揮して、より良い製品を出展していただけることを願っております。そして、この時期こそAM業界全体が本当の意味でひとつになって、AMショーが業界浮揚のきっかけになればと期待をしています。

59showint01.jpgQ.使用ホールは2ホールと2.5ホールと変則的な形になりますが。
里見 出展規模の縮小に対応して、ビジネスデーである917日(木)、18日(金)はより効率的に会場を使用するために2ホールを使用します。パブリックデーの19日(土)は、ここ数年の傾向として、一般の来場者が数多く来場していただいております。例年並みの来場者がお見えになった際に、2ホールでは、万が一のことがあってはいけないという安全面を配慮しました。さらに来場者の休憩スペースや、イベントのスペースを充分に確保するために、2.5ホールを使用することとしました。
QAMショーのパーティー会場も、今年は幕張メッセ近くのホテルとなりました。それについてはいかがですか。
里見 会員の皆様方と検討をして、数多く「幕張で開催した方がよい」とのご意見をいただきましたので、今年は従来の赤坂から、幕張メッセ会場に隣接した、ホテルニューオータニ幕張に移しました。出展社の皆様方の利便性を考慮して、開始時間も午後515分からと早めに設定しています。皆様方に参加しやすい環境作りを行いましたので、是非多くの方に参加していただきたいです。
Q.今回のショーでは海外の協会にも出展を呼びかけられましたが。
里見 今年は米国のAAMAAMOA2協会に出展の呼びかけを行いました。現地の展示会の日程がAMショーと重なることなどから、残念ながら出展していただけませんでしたが、来年以降も引き続き呼びかけをしていきます。海外からの来場者を拡大させることは、AMショー、ひいては業界全体の地位向上につながると考えており、大きな課題として認識しています。そのためにも、著作権やコピーの問題など解決すべき点はありますが、アジア諸国の企業の方々にも出展の門戸を広げ、より国際的なショーとすることも考えていく必要があるでしょう。
 JAMMAとしても、ショーの開催時期も含めて、より多くの企業に出展していただける環境作りを検討していきます。
QAM業界が厳しい中、里見会長からパブリックデーに一般来場者が増えているとのお話しがありましたが。
里見 先ほどもお話ししましたように、AMショーには一般の来場者が数多くご来場いただいています。特にファミリー層の皆様が多く、その方々がショー会場でゲームに触れてもらい、ゲームを好きになってもらう。さらに、このショーをきっかけにAM施設に足を運んでいただいて、ファンになっていただければ業界浮揚の足がかりになります。
 最近家庭用ゲームでも、身近に体感ゲームを楽しめるソフトが数多く登場していますが、やはり業務用ゲームの臨場感、リアリティとは差があります。ショーでその差を実感していただければ、「AM施設に足を運ぶ」要因になると思います。また、家庭用ゲームでは実現の難しいプライズマシンやメダルゲームなどは、ショー会場でその楽しさを感じていただくことで「AM施設にはこんなに楽しいゲームがある」と実感していただけると思います。

59showint02.jpgQ.そのためには、ショーの出展内容も気になるところですね。
里見 我々メーカーの立場では、AM施設に来た方々が「本当に楽しい」と感じられる製品を市場に送り出すことが重要だと考えます。現在はネットワークを利用して楽しめるゲームなど、新たな試みが定着しつつあります。今後もAM機械ならではの魅力ある製品を、これまで以上に研究・開発していくべきだと思います。
 また現在は、オペレーターの方々が景気不振の影響も色濃く受けて、なかなか新しい機械を購入できない状況にあります。メーカー側は機械が売れないので、開発意欲が減衰していきます。これにより市場に魅力ある製品が投入されにくくなる。投入できても1機種当たりのコストが上がってしまう、という悪循環が起きており、市場に閉塞感が生まれています。これを打破するために、メーカーができることは、オペレーターの方々が「購入したい」と思える製品を市場に送り出すことだと思います。しかしいくらいい製品を作っても、コストをかけすぎてはオペレーターの皆様が機械を購入していただけませんから、グレードを保ちつつ、開発コストを下げる工夫も必要になります。ショーの出展製品も、そのような新たな時代のニーズを捉えた新しい製品の登場に期待しています。
Q.最後に出展社の方々にメッセージをお願い致します。

里見 現在はAM施設が、親子のコミュニケーションを図る場として重要な役割を担っています。それに伴って、AMショー会場にも多くの家族連れが足を運んでいただけるようになりました。AMショーが「家族で楽しめる触れ合いの場」である点をアピールし、同時にAM施設が親子のコミュニケーションが図れる大切な場であることを訴えて、現在AM業界が一致協力して進めている風適法の規制緩和に繋げていければと思っています。そのためには、多くの皆様に会場に足を運んでいただけるよう、出展社の皆様方にはより魅力的な製品を出展していただけるよう期待をしております。また業界全体でAMショーを盛り上げるため、皆様方にはご協力をよろしくお願い致します。

--どうもありがとうございました。
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