アジア展開や地球温暖化対策を
視野に入れた
平成22年の新春を迎え、謹んでお慶び申し上げます。本年も引き続き、よろしくお願いいたします。
昨年を振り返りますと、一昨年のサブプライム問題に端を発した世界同時金融危機の影響を受け、国内では企業収益が大幅な減少を続け、完全失業率が過去最悪を記録するなど、非常に厳しい状況が続きましたが、輸出や生産の増加により景気は最悪期を脱し消費者や企業マインドも持ち直しつつあります。
このような状況の下、経済産業省では昨年、産業活力再生特別措置法の改正、セーフティネットの拡充等を通しまして産業を支援し、経済の底上げを図りました。また、ロボット産業政策研究会について、介護分野等、人に接して支援する「次世代ロボット」に不可欠な対人安全技術の開発、国際標準化を目指し、生活支援ロボット実用化プロジェクトを立ち上げました。その他にも、通商案件やリサイクル等の環境問題などに取り組みました。
さて、先行きは海外経済の持ち直しなどを背景に景気が次第に持ち直していく事が期待されますが、企業収益の低迷に加え実質金利高や円高などから設備投資の回復力は残念ながら未だ不透明な状況です。本年はこうした現状認識を踏まえ、直嶋大臣の就任の際に鳩山総理から指示を受けた①アジアを視野に入れ、雇用を重視した新たな成長戦略等対策、②中小企業対策、③地球温暖化対策、④資源・エネルギー安定供給対策の4項目の本格的な実施に取り組んでまいります。
まず、①「新たな成長戦略等対策」に関しましては、(1)アジアと一体となった成長、(2)地球温暖化をチャンスとした成長、(3)国民一人一人が参加し、成果を実感できる成長、以上の3点をポイントとしてとりまとめていくべく検討中であります。機械産業の発展にもアジア展開や地球温暖化の視点は欠かせないものとなっております。これからの我が国産業の方向性をしっかりと描いていきたいと考えております。
次に、②「中小企業対策」に関しましては、雇用調整助成金制度や中小企業金融対策などを通じ、我が国製造業の大きな部分を占める中小企業の支援に、引き続き取り組みます。そして雇用を確保することにより、国民一人ひとりが安全と安心、生きがいを実感できる社会を目指してまいります。
③「地球温暖化対策」に関しましては、公平で実効的な国際枠組みの構築と意欲的な目標の合意を目指すと同時に、「環境と経済の両立」に向けて鍵となるイノベーションを実現していくことが必要です。そして、ピンチをチャンスにということで、機械産業始め、我が国の優れた環境エネルギー技術、例えば太陽光発電、風力発電、スマートグリッドなどの技術を世界に展開することにより、世界全体での排出量削減と、我が国産業の国際競争力の向上に努めてまいります。
最後に、④「資源・エネルギー安定供給対策」に関しましても、資源小国の我が国として非常に重要な問題ですので、引き続き努力してまいります。
以上のように、現在我が国経済は大きな環境変化の中、新たな成長軌道の確保に向けて努力を行う必要があります。この時期に、目線を上に向けながら何をなすべきかを真剣に考え、勢いを持って実行していくことこそ、近い将来の大きな飛躍の鍵があるのではないかと思います。
本年は寅年です。我々といたしましても、総理からご指示いただいた4項目の本格的な実施に向け、「騎虎の勢い」で経済産業政策、産業機械政策に取り組んでまいります。皆様方におかれましても、より一層の御発展、御活躍の年となることを祈念いたします。
視野に入れた
機械産業の発展を
経済産業省製造産業局
産業機械課 課長
平成22年の新春を迎え、謹んでお慶び申し上げます。本年も引き続き、よろしくお願いいたします。
昨年を振り返りますと、一昨年のサブプライム問題に端を発した世界同時金融危機の影響を受け、国内では企業収益が大幅な減少を続け、完全失業率が過去最悪を記録するなど、非常に厳しい状況が続きましたが、輸出や生産の増加により景気は最悪期を脱し消費者や企業マインドも持ち直しつつあります。
このような状況の下、経済産業省では昨年、産業活力再生特別措置法の改正、セーフティネットの拡充等を通しまして産業を支援し、経済の底上げを図りました。また、ロボット産業政策研究会について、介護分野等、人に接して支援する「次世代ロボット」に不可欠な対人安全技術の開発、国際標準化を目指し、生活支援ロボット実用化プロジェクトを立ち上げました。その他にも、通商案件やリサイクル等の環境問題などに取り組みました。
さて、先行きは海外経済の持ち直しなどを背景に景気が次第に持ち直していく事が期待されますが、企業収益の低迷に加え実質金利高や円高などから設備投資の回復力は残念ながら未だ不透明な状況です。本年はこうした現状認識を踏まえ、直嶋大臣の就任の際に鳩山総理から指示を受けた①アジアを視野に入れ、雇用を重視した新たな成長戦略等対策、②中小企業対策、③地球温暖化対策、④資源・エネルギー安定供給対策の4項目の本格的な実施に取り組んでまいります。
まず、①「新たな成長戦略等対策」に関しましては、(1)アジアと一体となった成長、(2)地球温暖化をチャンスとした成長、(3)国民一人一人が参加し、成果を実感できる成長、以上の3点をポイントとしてとりまとめていくべく検討中であります。機械産業の発展にもアジア展開や地球温暖化の視点は欠かせないものとなっております。これからの我が国産業の方向性をしっかりと描いていきたいと考えております。
次に、②「中小企業対策」に関しましては、雇用調整助成金制度や中小企業金融対策などを通じ、我が国製造業の大きな部分を占める中小企業の支援に、引き続き取り組みます。そして雇用を確保することにより、国民一人ひとりが安全と安心、生きがいを実感できる社会を目指してまいります。
③「地球温暖化対策」に関しましては、公平で実効的な国際枠組みの構築と意欲的な目標の合意を目指すと同時に、「環境と経済の両立」に向けて鍵となるイノベーションを実現していくことが必要です。そして、ピンチをチャンスにということで、機械産業始め、我が国の優れた環境エネルギー技術、例えば太陽光発電、風力発電、スマートグリッドなどの技術を世界に展開することにより、世界全体での排出量削減と、我が国産業の国際競争力の向上に努めてまいります。
最後に、④「資源・エネルギー安定供給対策」に関しましても、資源小国の我が国として非常に重要な問題ですので、引き続き努力してまいります。
以上のように、現在我が国経済は大きな環境変化の中、新たな成長軌道の確保に向けて努力を行う必要があります。この時期に、目線を上に向けながら何をなすべきかを真剣に考え、勢いを持って実行していくことこそ、近い将来の大きな飛躍の鍵があるのではないかと思います。
本年は寅年です。我々といたしましても、総理からご指示いただいた4項目の本格的な実施に向け、「騎虎の勢い」で経済産業政策、産業機械政策に取り組んでまいります。皆様方におかれましても、より一層の御発展、御活躍の年となることを祈念いたします。



