平成23年2月3日、JAMMA「健全化を阻害する機械基準の運用規程」が改正されました。今回の改正では、ネットワークでゲームを配信するビデオゲームにおける倫理表示マークの表示方法や、メダル投入口のないメダルゲーム機のサテライトの定義・申請・審査シールの貼付方法(審査マークの表示方法)などについて改正が実施されています。
会員の皆様方におかれましては、新規程に対応した開発・申請等を行って下さい。
なお、今回の改正内容等については、次のとおりです。
また、本運用規程は会員のみに公開しております。ご希望の会員各位はJAMMA事務局までお申し出ください。
「改正の背景」
JAMMAの定める「健全化を阻害する機械基準の運用規程」は、改正後5年以上が経過しております。
この間、新技術の導入および応用による新しい機器の開発が進み、現行の運用規程では網羅できない事例が多々発生してきております。
これらの事例に対応するため、平成23年2月3日に開催された第31回倫理部会(部会長=橘正裕副会長)において「運用規程」の一部を改正いたしました。
改正した運用規程は同日付で施行しております。
1).倫理表示マークの表示方法について
<現行規程の問題点>
テレビゲーム機のネットワーク化が進み、コンテンツのネット配信が一般化し、一つの筐体で複数のコンテンツを提供することが出来るようになってきており、筐体に表示マークを貼付することが出来ない。
また、メダルゲーム機においてもプレイヤーが所有する携帯端末をサテライトに見立てて利用するなど新しい技術の導入により個人所有の携帯端末に表示マークを貼付できないという事例が発生。
[事例]
①1つの筐体で複数のコンテンツが提供されることになり、1筐体=1コンテンツとして制定された現行の運用規程では対応できない。
②ゲームコンテンツを施設営業者やプレーヤーが自由に選択できるシステムではコンテンツごとの表示マークをすべての筐体に貼ることができない。(脱衣麻雀等)
③メーカーが倫理対象ゲームコンテンツの変更の際、施設事業者側に基板等の発送が無いため、表示マークの張替え送付ができない。
④プレイヤーが所有する携帯端末をサテライトとして利用するなど表示マークを貼付できないケースもでている。
<改正内容>
コンテンツ配信用ゲーム機および携帯端末を利用したサテライトについては画面上にマークの表示することを認める。(倫理部会に申請し承認を得たソフト・機種)
2).新型サテライトの定義について
<現行規程の問題点>
現行の運用規程ではメダルゲーム機のサテライトの定義をメダル投入口を有する個別遊技ユニットと定めている。
しかし、「メダル投入口のないサテライト」や「プレイヤーが所有する携帯端末などのWifi機能を利用したサテライト」が出現しており、これらの新型サテライトに対し、表示マークを貼付できない事例が発生している。
<改正内容>
メダルゲーム機本体と通信して遊戯できる個別遊戯ユニットを(メダル投入口が無くとも)サテライトとして定め、表示マークを貼付する。
また、メダルゲーム機でWifi機能を利用した携帯端末もサテライトとみなす。表示マークを貼付できないサテライトには表示マークの画面内表示を義務づける。
3).表示マークの算出方法の改定について
<現行規程の問題点>
現行の運用規程ではメダル投入口数に基づき表示マークの単価が設定されている。
これは当初、メダル投入口数=プレイヤー数として規定されていたためだが、近年は1プレイヤー用でありながらメダル投入口が複数あるもの出現している。(シングルプッシャー機など)
<改正内容>
表示マークの単価算定基準をメダル投入口数からプレイヤー数に改めるよう規程を改正。