| サミ-株式会社 代表取締役社長 里見 治 |
夏の暑さを味わうこともなく、早や初秋の訪れとなってしまいました。昨今では、栃木、福島両県を中心に、関東、東北を猛襲した豪雨。今年は、異常なエルニーニョ現象の年と云われましたが、気象許りか、日本のみならず世界的に景気の異常異変に見舞われています。
日本の株価は下げ止まる所を知らず、ロシアの深刻な経済不況、中国を始めとする東南アジア諸国の先行き不透明さは、好調であったNY株をも大暴落させるに到りました。
アメリカは、この巡りつつある世界不況の発信源は日本にあると再三に亘り警鐘し、日本の早期景気回復を迫っている中、小渕、宮沢ラインの政権下の動きはと目を転じれば、事態正常化には、ソフトランディングに事を進めるとのこと。
その是非は別としても、それならばソフトランディングに到達させるまでの施策があっても良い筈のその施策が何も見えて来ません。
長銀に対して7,000億円もの公的資金の導入が世間の物議をかもしていますが、行政の支援を受けない我々企業は独自の政策、ポリシーの下、経営を展開し、今日を乗り越え明日へとつなげていかねばなりません。
アミューズメント業界の環境も、低迷期に入って居ります。しかしながら、過去、幾多の変遷を経て今日の確固たる業界を作り上げて来た事実からして、時代対応のノウハウは充分蓄積されており、必ずや新しいコンセプトを作り出し、この苦境から脱し、活路を見出していくものと信じて居ります。
キーワードは「ニューコンセプト」、ベクトルは新しいマ-ケットを自らの手で新たに形造ること。
コンシューマーの世界に於いても、コインオップの世界に於いても、潜在的に失った訳ではないゲームのファンに対し、如何に手軽く楽しく遊んで貰える商品を提供するかによって、そこに今までと違う新しいマーケットが形成されるものと思われます。
不況の下、人々のマインドが冷え込んでいく中、彼等のストレスを和らげ、日々のくつろぎと夢を与える業界になっていければと考え、当社としても、それを志向し、鋭意努力していく決意でいます。

ショー初日の9月17日 午後6時からは会場をホテル・オークラ「平安の間」に移し、業界関係者930名が出席しての懇親パーティーが開催されました。
会場内のあちこちで歓談の花が咲き、また情報交換に忙しく動く様子が見られました。宴たけなわになって山田數夫AMショー委員が挨拶に立ち、盛況の内にパーティーは終了しました。
本日は政務ご多忙の毎日を送られております亀井先生にご臨席いただき、また通産省から藤田課長、建設省から田中対策官にもお越しいただき、誠にありがとうございます。
ショーの開催に先立ち、9月17日午前9時30分から東1ホール前特設会場において、出展社及び業界関係者が多数列席するなか、開会式が開催されました。来賓には衆議院議員 亀井静香氏、通産省産業機械課長 藤田昌宏氏(与謝野通産大臣代理)、建設省対策官 田中淳氏(那珂建設省住宅局長代理)をお招きしました。

今年は事前PR活動や入場料金の値下げが功奏し、また天候にも恵まれて4日間の入場者数は合計5万954人、昨年の実績を約1万人上回りました。
