16号の最近のブログ記事

「いつかは桜を追って撮影の旅へ」

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エス・エヌ・ケイ
代表取締役社長 高堂良彦

 「趣味は?」と聞かれてひと様に話せるようなものが無く、いつもうろたえるが、写真だけは熱中し、中断し、また復活し、かれこれ30年になる。

 熱中するときは、機材がむやみに欲しくなるときで、自分の腕を棚の上に放りあげ、新しい機材に目が移り、今までにどれほど投資をしたことか。

 今はニコンF3を常用しているが、またぞろ新機種が欲しくなっている。

 一時「夕焼け」を撮り続けた。カメラを車に積んでおき、「きょうは夕焼けだな」と思うと、会社の帰りにすっと飛んでいく。気に入った場所があって、何回も通った。

 太陽が地平線に沈むとき、4~5分が1回目の、沈みきって15分目などが2度目のシャッターチャンス。

 どちらかといえば2度目の方が情景としては好きだ。すでに地上はどんどん暗闇が濃くなっているが、空は今は地平線の彼方に去った太陽の照り返しで、赤々としている。これも4~5分であっと思う間もなく、一帯は闇につつまれる。

 何10本もフィルムを使ったが、気に入っているのはたった1枚。これが素人の悲しさだろう。素人は目で見た情景以上には撮れない。

 いつか時間が許せば、春一番の沖縄から、6月晩春の北海道まで桜前線を追いかけ、各地の銘桜を撮りたいと願っているが、夢のままで終わりそうだ。

韓国ミッション実施報告

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12月18日から22日の日程で、JAMMA韓国ミッションが実施されました。

 当ミッションは、国際部会(辻本憲三部会長)の担当で、同部会の橘正裕副部会長が団長となり、韓国の業界団体との交流、展示会の視察、施設の視察等を目的として行われたものです。

ミッション団のメンバーは次の通りです。
団長  橘 正裕  国際部会副部会長((株)ナムコ常務取締役)
団員  種本兼次  (株)カプコン
 海外販売事業部海外販売チーム長
団員  定野史明  (株)セガ・エンタープライゼス
 国内販売部東日本販売課長
団員  浅見高行  JAMMA事務局

 ミッション団は滞在中、業界の指導官庁である文化観光部並びに情報通信部を表敬訪問、担当課長との面談を実施したほか、業界団体である(社)韓国映像娯楽物制作者協会(KAMMA)並びに(社)韓国尖端ゲーム産業協会(KESA)両協会とそれぞれ交流会議を実施し、日韓両国のアミューズメント産業について意見交換を実施しました。

 また、韓国綜合展示場(COEX)で開催されたアミューズメント関連の展示会「AMUSE WORLD」(KAMMA主催)を視察するとともに、市内のアミューズメント施設を十数カ所視察しました。



第4回『ゲームの日』概要報告

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AM業界の健全性と文化性をアピールするべく(社)日本アミューズメントマシン工業協会(JAMMA)が、

東京「浅草花やしき」において、都内16カ所の児童養護施設から304名(付き添い含む)を招待して「ふれあいアミューズメントフェスティバル」を開催した。(東京都施設協会)
(社)全日本アミューズメント施設営業者協会連合会(AOU)、日本SC遊園協会(NSA)とともに制定した「ゲームの日(11月23日)」が4回目を迎えました。

 今回もこれまでと同様に、日頃アミューズメント施設の利用がない方々にもアミューズメントマシンに親しんでもらうことをめざし、AOU全国都道府県協会、地区協議会がさまざまなイベントを実施しました。なお、日本コカ・コーラ社に趣旨をご理解いただき、協賛していただきました。

 今回は「ゲームの日」のPR効果を高めるべく、人気タレントの佐藤藍子さんをイメージガールに起用。全国統一イベントとして実施した来場者アンケート調査(店舗やイベント会場で50万枚を配付)の回答者景品として用意した佐藤藍子オリジナルテレホンカードをマスコミのプレゼント用ノベルティとして利用したところ、人気が殺到しました。

 地域イベントは、14都道府県施設協会、近畿地区施設協会協議会(6県)の計20県において、地域の社会福祉施設を対象に遊園地への無料招待、社会福祉施設へのゲームの出前サービス「アミューズメント・ラブ・エイド」、社会福祉施設へのゲーム機や景品の寄贈などを行ないました。また協会単位のイベント以外にも、協会会員の店舗が独自にイベントを開くケースも数多く見られました。


 ショー初日、午後6時30分から会場に近い新錦江ホテル4階、「マグノリア・バンケットホール」にて小形海外ショー実行委員長の司会によるJAMMA主催のレセプションパーティが開催されました。中国国際貿易促進委員会上海市分会・中国国際商会上海商会会長である楊志華氏をはじめとする中国政府要人8名を含む約300名が出席、ショーの成功を祈るとともに親睦を深めました。

 はじめに辻本副会長が挨拶に立ち、出席者に謝意を述べた後、「この展示会を契機に、中国文化との融合により新たなAM産業の扉が開かれることを願う」とスピーチ。また、共同主催者である華瀚国際文化発展公司の曽暁田総経理は「本展示会の開催によって、両国のAM業界の提携が新しい発展段階に入ったと思う。21世紀に向かい、電子娯楽業界はさらに発展するものと確信する」と挨拶しました。

 続いて中村名誉会長が「AMビジネスが中国にしっかり根付き、発展を遂げることを心から期待する」と乾杯の挨拶を述べ、その後は出席者同士で思い思いに歓談に入りました。 最後は金沢副会長が音頭をとって三本締め。和やかなムードのなかでパーティは終了しました。




JAMMA 会長 中山隼雄
 中国の皆様、アジア各国の皆様、そして日本からお越しの皆様、本日は「アジア・アミューズメントマシンショー'98」にご参加いただきまして、ありがとうございます。主催者のJAMMAを代表して、厚く御礼申し上げます。私たちは、香港、シンガポールに続きまして、本日、第3回となる「アジア・アミューズメントマシンショー」を当地・上海で開催できましたことをこの上なく喜びとするものであり、中国政府当局並びに会場を提供していただきました上海国際展覧センターの関係各位のご尽力に深く感謝申し上げます。また、日本政府からも在中国日本国大使館、上海総領事館及びJETRO上海事務所を通じて多大なご協力を賜わりましたことを、この場を借りて御礼申し上げます。

 さて、アジアの経済環境は昨年来の金融情勢の不安により、決して安定している状況ではありません。わがAM産業界においても例外ではありません。ただ、余暇ビジネスの需要は今後も一層高まることと思われます。わが産業においても中国をはじめとして、アジアは大きなポテンシャルをもった市場として注目されており、日本企業の積極的な進出により、その発展が促されています。AM産業は人々の心に豊かさや潤いを与えるのみではなく、新しい形の複合商業施設の開発など経済活性化の大きな原動力の一つとして、今後もますます重要な役割を果たしていくものと確信しております。

 また、文化的な一面も見逃せません。中国は古来より文化的な先進国であり、アジア各国は中国文化の影響を色濃く受けております。我々は最新鋭のコンピュータ・テクノロジーを駆使していますが、根底には「面白い」という感情が伴わなければなりません。AM産業界における先端技術は遊びの文化を表現し、発展させるツールであり、アナログとデジタルが共存していると言えるのです。豊かな文化を引き継ぐアジア各国において、AM産業の発展はそういった意味でも非常に興味深く、見守られるべきだと思っております。

 AM産業界は急速に全世界に広がり、それぞれの地域で独自の発展を遂げております。今回のショーには日本の主要企業15社が最新鋭のマシンを携えて出展いたしております。また、米国からはAA MAに代表される企業の皆様、香港からも2社出展しております。当業界を通じた交流は経済効果のみならず、遊びを仲介とした文化交流という一面もあり、真の国際化の第一歩といえるのではないでしょうか。

 本日を含め、わずか3日間の開催予定ではありますが、どうか皆様方の知人友人にもこのショーを伝えていただき、この機会にAM産業の最前線を一人でも多くの方々に楽しんでいただきたいと思っております。今回のショーを契機にアジア各国の多くの人々がAM産業の理解と認識をさらに深めていただくことを期待いたしますとともに、出展社並びに関係者各位の今後のますますのご繁栄を祈念いたしましてご挨拶とさせていただきます。
 

開会式

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ファンファーレが華やかに響く中でテープカット


(右から)JAMMA辻本憲三副会長、JAMMA中村雅哉名誉会長、橋本逸男総領事、JAMMA中山隼雄会長、楊志華氏、中華人民共和国全国文化市場管理局・王文遠局長(中国文化部・李副部長の代理)、中国上海市政府文化局・幹樹海副局長

 アジア・アミューズメントマシンショー'98のオープンに先立ち、初日の12月4日午前9時30分より、ショー会場である上海展覧中心・噴水広場にて、受け入れ側である中国政府要人、在上海総領事館代表、出展者等が約150名出席する中、開会式が盛大に催されました。

 まず中国側主催者を代表して華瀚国際文化発展公司の曽暁田総経理、続いてJAMMA中山隼雄会長が挨拶。来賓として、在上海日本国総領事館橋本逸男総領事、中国国際貿易促進委員会上海市分室長・中国国際商会上海商会会長の楊志華氏から祝辞をいただきました(主催者挨拶、来賓祝辞別掲)。

 さらにJAMMA中山会長、中村名誉会長、辻本副会長、中国文化部李副部長代理である全国文化市場管理局の王文遠局長、前出の楊志華氏、上海市政府文化局の幹樹海副局長及び橋本総領事が壇上に並んで一斉にテープカット。3日間のショーが華やかに始まりました。
 

来場者数一覧

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来場者数一覧
12月4日 4,000人
12月5日 7,100人
12月6日 8,400人
3 日 間 合 計 19,500人

 


出展企業一覧

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出 展 社 名 小 間 数
(株)セガ・エンタープライゼス 45
(株)ナムコ 45
(株)エス・エヌ・ケイ 21
(株)カプコン 15
(株)タイトー 10
テクモ (株) 5
AAMA 5
(株)ジャレコ 4
サミー(株) 4
(株)バンプレスト 3
北日本通信工業(株) 2
WAILEE VIDEO AMUZEMENT CO., LTD. (香港) 2
TAITIN AMUSEMENT CO., LTD. (香港) 1
L and W SUPPULY GLOBAL INC. (米国) 1
(株)ビスコ 1
(株)ホープ 1
(株)アトラス 1
(株)エイクリエイト 1
(株)ケイアンドユウ 1
19 社
168小間

アジア・アミューズメント
マシンショー'98


 出展企業一覧
 来場者数一覧
 開会式
 ・ファンファーレが華やかに響くなかでテープカット
 ・中山会長 挨拶
 レセプションパーティー



来場者数、過去2回のショーを大幅に上回る

 1998年12月4日から6日の3日間、JAMMAは香港、シンガポールに続き3回目となる「アジア・アミューズメントマシンショー '98」を中国・上海市の「上海展覧中心」(1Fメインホール&2Fフロントホール、合計約3,500平方メートル)において盛大に開催しました。

 今回のショーの目的は、日本のAMマシン産業界が東南アジア各国との相互理解と強調を促進し、秩序ある事業体制(市場形成)を築き、技術・生産協力等の国際協力を進めること。主催はJAMMAと中華人民共和国文化部華瀚国際文化発展公司が共同で行いました。

 このショーには、JAMMA会員の他、JAMMAが適当と認めた企業(海外子会社、代理店等を含む)及び団体19社、168小間が出展されました。

 前回に引き続き、潜在的プレーヤーを掘り起こすべく事前に3万枚の入場券を配布した結果、3日間の総来場者数は約1万9,500人を越え、、前年のシンガポールショーの実績を大きく上回りました。

 ビジネスデーの初日には業界関係来場者の姿が多く見かけられました。また、一般公開日には入場を待つ来場者の長い列ができていました。

出展企業一覧
出 展 社 名 小 間 数
(株)セガ・エンタープライゼス 45
(株)ナムコ 45
(株)エス・エヌ・ケイ 21
(株)カプコン 15
(株)タイトー 10
テクモ (株) 5
AAMA 5
(株)ジャレコ 4
サミー(株) 4
(株)バンプレスト 3
北日本通信工業(株) 2
WAILEE VIDEO AMUZEMENT CO., LTD. (香港) 2
TAITIN AMUSEMENT CO., LTD. (香港) 1
L and W SUPPULY GLOBAL INC. (米国) 1
(株)ビスコ 1
(株)ホープ 1
(株)アトラス 1
(株)エイクリエイト 1
(株)ケイアンドユウ 1
19 社
168小間

 
来場者数一覧
12月4日 4,000人
12月5日 7,100人
12月6日 8,400人
3 日 間 合 計 19,500人

 




開会式
ファンファーレが華やかに響く中でテープカット


(右から)JAMMA辻本憲三副会長、JAMMA中村雅哉名誉会長、橋本逸男総領事、JAMMA中山隼雄会長、楊志華氏、中華人民共和国全国文化市場管理局・王文遠局長(中国文化部・李副部長の代理)、中国上海市政府文化局・幹樹海副局長

 アジア・アミューズメントマシンショー'98のオープンに先立ち、初日の12月4日午前9時30分より、ショー会場である上海展覧中心・噴水広場にて、受け入れ側である中国政府要人、在上海総領事館代表、出展者等が約150名出席する中、開会式が盛大に催されました。

 まず中国側主催者を代表して華瀚国際文化発展公司の曽暁田総経理、続いてJAMMA中山隼雄会長が挨拶。来賓として、在上海日本国総領事館橋本逸男総領事、中国国際貿易促進委員会上海市分室長・中国国際商会上海商会会長の楊志華氏から祝辞をいただきました(主催者挨拶、来賓祝辞別掲)。

 さらにJAMMA中山会長、中村名誉会長、辻本副会長、中国文化部李副部長代理である全国文化市場管理局の王文遠局長、前出の楊志華氏、上海市政府文化局の幹樹海副局長及び橋本総領事が壇上に並んで一斉にテープカット。3日間のショーが華やかに始まりました。

 




大きなポテンシャルをもった
中国市場に注目


JAMMA 会長 中山隼雄
 中国の皆様、アジア各国の皆様、そして日本からお越しの皆様、本日は「アジア・アミューズメントマシンショー'98」にご参加いただきまして、ありがとうございます。主催者のJAMMAを代表して、厚く御礼申し上げます。私たちは、香港、シンガポールに続きまして、本日、第3回となる「アジア・アミューズメントマシンショー」を当地・上海で開催できましたことをこの上なく喜びとするものであり、中国政府当局並びに会場を提供していただきました上海国際展覧センターの関係各位のご尽力に深く感謝申し上げます。また、日本政府からも在中国日本国大使館、上海総領事館及びJETRO上海事務所を通じて多大なご協力を賜わりましたことを、この場を借りて御礼申し上げます。

 さて、アジアの経済環境は昨年来の金融情勢の不安により、決して安定している状況ではありません。わがAM産業界においても例外ではありません。ただ、余暇ビジネスの需要は今後も一層高まることと思われます。わが産業においても中国をはじめとして、アジアは大きなポテンシャルをもった市場として注目されており、日本企業の積極的な進出により、その発展が促されています。AM産業は人々の心に豊かさや潤いを与えるのみではなく、新しい形の複合商業施設の開発など経済活性化の大きな原動力の一つとして、今後もますます重要な役割を果たしていくものと確信しております。

 また、文化的な一面も見逃せません。中国は古来より文化的な先進国であり、アジア各国は中国文化の影響を色濃く受けております。我々は最新鋭のコンピュータ・テクノロジーを駆使していますが、根底には「面白い」という感情が伴わなければなりません。AM産業界における先端技術は遊びの文化を表現し、発展させるツールであり、アナログとデジタルが共存していると言えるのです。豊かな文化を引き継ぐアジア各国において、AM産業の発展はそういった意味でも非常に興味深く、見守られるべきだと思っております。

 AM産業界は急速に全世界に広がり、それぞれの地域で独自の発展を遂げております。今回のショーには日本の主要企業15社が最新鋭のマシンを携えて出展いたしております。また、米国からはAA MAに代表される企業の皆様、香港からも2社出展しております。当業界を通じた交流は経済効果のみならず、遊びを仲介とした文化交流という一面もあり、真の国際化の第一歩といえるのではないでしょうか。

 本日を含め、わずか3日間の開催予定ではありますが、どうか皆様方の知人友人にもこのショーを伝えていただき、この機会にAM産業の最前線を一人でも多くの方々に楽しんでいただきたいと思っております。今回のショーを契機にアジア各国の多くの人々がAM産業の理解と認識をさらに深めていただくことを期待いたしますとともに、出展社並びに関係者各位の今後のますますのご繁栄を祈念いたしましてご挨拶とさせていただきます。
 




談笑の輪が広がった
レセプションパーティー


 ショー初日、午後6時30分から会場に近い新錦江ホテル4階、「マグノリア・バンケットホール」にて小形海外ショー実行委員長の司会によるJAMMA主催のレセプションパーティが開催されました。中国国際貿易促進委員会上海市分会・中国国際商会上海商会会長である楊志華氏をはじめとする中国政府要人8名を含む約300名が出席、ショーの成功を祈るとともに親睦を深めました。

 はじめに辻本副会長が挨拶に立ち、出席者に謝意を述べた後、「この展示会を契機に、中国文化との融合により新たなAM産業の扉が開かれることを願う」とスピーチ。また、共同主催者である華瀚国際文化発展公司の曽暁田総経理は「本展示会の開催によって、両国のAM業界の提携が新しい発展段階に入ったと思う。21世紀に向かい、電子娯楽業界はさらに発展するものと確信する」と挨拶しました。

 続いて中村名誉会長が「AMビジネスが中国にしっかり根付き、発展を遂げることを心から期待する」と乾杯の挨拶を述べ、その後は出席者同士で思い思いに歓談に入りました。 最後は金沢副会長が音頭をとって三本締め。和やかなムードのなかでパーティは終了しました。

 



JAMMA 会長 中山隼雄

 新年あけましておめでとうございます。
 21世紀までいよいよあと2年となりました。時代は新しい世紀を控えて、大きな変化のうねりの中にあります。20世紀に築き上げたものが、あるものは変化の中で陳腐化したり形骸化して衰退の道を辿っていき、あるものは大きく質的転換をすることにより新しい時代に順応していこうとしています。また、あるものはまったく新しい芽を出そうとしています。

 人間が生み出した科学技術は、20世紀に大きく花を開かせました。そして、その科学技術により人々のライフスタイルや価値観も大きな変貌を遂げました。「遊び」の文化、エンターテイメントもさまざまな科学技術と結びつき、多様化が進展いたしました。20世紀は、人間の歴史の中で最も多様な「遊び」が生み出された時代と言えるかも知れません。エジソンの発明に始まった映画は映像文化を生み出し、音楽は増幅・再生技術の進歩とともに大衆の中で広く共有化できるものとなりました。また、移動手段の革命は、レジャーに対する人々の考え方を大きく変えました。

 20世紀の中盤に編み出されたコンピュータ技術は、人々のコミュニケーション手段、仕事の内容・種類、組織の在り方等に加えて、新たなライフスタイルや価値観までをも変えようとしています。そして「遊び」の世界においては、デジタル・エンターテイメントとして僅か30年にも満たない年月で大きな発展を遂げ、新しい遊びとして人々の生活の中に確実に浸透してきています。それを産業として担っているのが、我々アミューズメント産業なのです。

 しかしアミューズメント産業は、産業としてまだまだ幼年期と言えるかも知れません。エンターテイメントという広い分野の中で、我々がやってきたことは、まだほんの一部かも知れません。現在やっている既存のビジネスの範囲が、決してすべてでないことを認識すべきだと思います。技術革新によりメディア、エンターテイメントのボーダレス化はますます進展していくと思われます。ネットワーク社会の浸透は想像以上に人々の生活を変化させ、多様な価値観を生み出しています。加速度的に起こる時代の変化に逸早く対応し、単に技術にとらわれることなくデジタル技術とアナログ的なものをうまく組み合わせ、人間の根源的な「遊び心」を刺激する斬新なアイデアこそが新世紀に亘って世界市場をリードしていくエンターテイメント産業に必要なことであると考えられます。

 21世紀を前に、今、日本経済は構造的な問題を抱え厳しい状況の中で苦しんでおり、質的転換を迫られています。アミューズメント産業においても景気の影響による個人消費の落ち込みは、深刻な問題としてその存亡に関わってきています。しかし、この状況の中ですべての製品、サービスが低迷しているわけではありません。昨年は当業界にとっても試練の年となりましたが、一部新しい芽も出てきています。人々の潜在的な欲求を掘り起こし、既成概念にとらわれることなく市場にマッチした製品やサービスを提供していくことが業界の発展の原動力になっていくのではないでしょうか。当業界が将来に亘ってエンターテイメント市場で世界的な影響力を持っていくためには、自らを変革し続けなければなりません。

 また、国内の規制緩和問題、海外市場の開拓、若者の欲求を先取りしマーケットの牽引役を果たす新しいアイデア商品の創出、労働集約型産業から脱皮しうるシステムの開発、消費者ニーズをリアルタイムにリサーチするノウハウ・システムの構築等、当業界が乗り越えていかなければならない課題は、まだまだ山積しております。我々にはそれをひとつひとつ解決していくパイオニアとしての使命があると考えるべきなのです。

  昨年はアジアAMショーを上海で開催し、厳しい経済状況下にあるアジア市場においても、アミューズメントへの潜在需要は依然高いことを認識いたしました。中国政府のご理解と、関係各位のご努力にあらためて御礼申し上げます。今後も日本発のワールドワイドに通用する数少ないエンターテイメント産業として、当アミューズメント業界を国内のみならず広く世界にアピールしていきたいと考えております。

 我々アミューズメント産業は、大きな可能性を秘めております。その本質を忘れず、広い視野に立って、21世紀に向かって力強く邁進していきたいと考えております。

 最後に、新年にあたり今後の業界の発展と皆様のご健勝を祈念いたしまして年頭のご挨拶とさせていただきます。