38号の最近のブログ記事



 内々の話題で申し訳ございませんが、株式会社ナムコは本年6月1日に50年目を迎え、今までお世話になったお客様をご招待し「おかげさまで50年―感謝の集い」として、ささやかな小宴を催しました。

 株式会社ナムコの正確な創業日は昭和30年6月1日です。そして、個人的なことで恐縮ですが、私、石川は昭和30年4月生まれです。誕生日がたった2ヶ月しか違わず、まさに会社の歴史と自分の歴史が同時に進行しているなと改めて思ってしまいました。私より年配の方には失礼ですが、子供の頃は「50歳」という年齢は凄く重く感じませんでしたか?少なくとも私は自分の父以上の歳で凄く年寄りに感じたものでした。今、自分がその歳を迎えて、子供の頃抱いていた50歳のイメージとは全く違う「50歳の自分」を実感しています。今の私は、老け込むどころか、公私にわたってやりたいことがまだまだ沢山あります。

 ナムコは、2台の木馬を現会長の中村が横浜松坂屋の屋上に設置したのをきっかけに、ここまで50年間何とかこの業界でやって参りました。私は1978年入社で業務用ゲーム機のセールスマンから始まり、30歳の時に開発部署に異動、以後20年間製品開発を担当してきました。少しはナムコ50年の歴史に貢献出来たかな?と思っています。でも、「もう50年」ではなく、「まだ50年」というのが実感です。私は今の仕事が大好きです。

 思い返せば幼少の頃、初めて連れて行ってもらった広島の楽々園のゲームコーナー(今はあるのかな?)で10円玉を握りしめて遊んだドライブゲーム(ナムコ製の「レーサー」?)や、ドライブインで遊んだピンボール。また、隣の家の人がセガのサービスの人(黒いシャツがとてもカッコ良かった)で、自宅へ持ち帰った修理品(ピンボール等)を遊ばせてもらったりしました。その時の楽しかった記憶が今の仕事の原点になっているのは間違いありません。

 本年5月にJAMMAの理事及び副会長という役割を拝命致しました。重圧ではありますが、これからのこの業界の50年のために、今、私が出来る事、それは「今の子供達の楽しい幼少時代の記憶の中心にゲームがあること」を実現できるような楽しいゲームを、業界を挙げて創って行くことであると考えています。皆さんと一緒に頑張りたいと思います。どうかよろしくお願い申し上げます。


協会活動 ・第92回JAMMAゴルフコンペ

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日 時: 平成16年7月9日 (金)
場 所: 水海道ゴルフクラブ
      (茨城県水海道市坂手町)
天 気: 晴れ
参加者: 5組20名

結 果: 優勝   村上栄司 (㈱日本システム)
      準優勝  池 一実 (バーリーサービス㈱)
      第3位   小野忠彦 (㈱セガ・ロジスティク スサービス)
      ベスグロ賞  長野一郎 (㈱ザ・サードプラネット)


柿原前会長杯を取りきった門氏


第92回ゴルフコンペ入賞者のみなさん、左から準優勝の池氏、里見会長、優勝の村上氏、第3位の小野氏


日 時: 平成16年5月28日 (金)
場 所: レイクウッドゴルフクラブ
      (神奈川県中郡大磯町)
天 気: 晴れ
参加者: 6組21名

結 果: 優勝   門 良一 (加賀電子㈱)
      準優勝 滝沢信夫 (グローリー商事㈱)
      第3位  石川祝男 (㈱ナムコ)
      ベスグロ賞  斉藤博也 (飯田電機工業㈱)


総会懇親ゴルフコンペ入賞者のみなさん、左から第3位の石川氏、里見会長、優勝の門氏、準優勝の滝沢氏

総会懇親ゴルフコンペ参加者のみなさん

協会活動 ・第82回理事会

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日時   平成16年4月22日(木)15:00~
場所   JAMMA会議室
出席者  理事15名(うち代理出席1名)、監事2名、経済産業省担当官1名

◎議題

1.平成15年度事業報告及び決算報告並びに監査報告及び余剰金処分案に関する件

2.平成16年度事業計画並びに収支予算案に関する件

3.次期役員候補に関する件

4. (1)ITネットワーク特別委員会の設置について
     (2)第16回通常総会実施要領 ほか



第82回理事会



5月27日(木)、東京・虎ノ門のホテルオークラにおいて、平成16年春の褒章において柿原彬人会長(当時)が藍綬褒章を受章したことを記念して、業界関係者150名を招いて受章祝賀会を盛大に開催しました。なお、同祝賀会は、同日開催された第16回通常総会の懇親会も兼ねて行われました。

 高橋JAMMA専務理事から、JAMMAの新役員が紹介された後、柿原彬人前会長が藍綬褒章を受章され、5月17日、皇居において天皇陛下の拝謁があったことが報告され、開会となりました。

 まず、里見治JAMMA新会長から「このたびJAMMA新会長を命ぜられ、本日引き受けさせていただきました。柿原前会長には長い間この業界のために尽力していただきまして、ありがとうございました。経済産業省からの推薦も受けて藍綬褒章を受けられ、本当におめでとうございます。」と柿原前会長を称え、受章を喜ぶ発言がなされました。さらに、今後のJAMMAについての抱負が述べられた後、「今日は総会のパーティと同時に、柿原前会長が藍綬褒章を受けたお祝いの席に皆さんが駆けつけていただき、ありがとうございました。柿原会長に一歩でも近づけるように頑張ってやっていきたいと思いますので、よろしくご指導お願いします。」と挨拶を締めくくりました。

 続いて、今回の受章を記念して、AOUから入江昭造会長、JAPEAから山田三郎会長、NSAから内田博会長が出席し、3団体合同で記念品贈呈が行われ、3団体を代表して山田会長から、「僭越ではございますが、3団体を代表し、心から受章をお祝い致しましてお祝いの品を贈呈させていただきます。誠におめでとうございます」と祝辞が述べられ、目録が手渡されました。


謝辞を述べられる柿原前会長

これに対し、柿原前会長から謝辞が述べられました。「今回、私ごときものに藍綬褒章を賜りまして、天皇陛下からありがたいお言葉をいただき、非常に感激いたしました。」と感謝の言葉が語られ、席上での心温まるエピソードを披露。さらに、「今日は本当にありがとうございます。協会の方だけでなく、わがアミューズメントに関わる皆様のご支援の賜物で私がいただけたと解釈しております。本当に今後ともこの業界が発展することを深く願っている次第でございます」と、出席者にあらためて感謝するとともに、挨拶を締めくくりました。
 来賓として、平沢勝栄衆議院議員から「柿原会長の受章に、皆さんとともに心からお喜び申し上げたいと思います。厳しい条件をクリアして、同時に、業界発展に大変ご尽力されたということですばらしい章をもらったということで、柿原さんのご努力はもとより、今日おいでの皆さんをはじめ多くの方々の支えがあったればこそで、重ねてお祝いを申し上げます」と受章が称えられました。


平沢勝栄衆議院議員から受章を受ける柿原前会長


 続いて、中村雅哉JAMMA名誉会長が乾杯の音頭をとり、参加者一同、祝福で大いに盛り上がる祝賀会となりました。

里見治JAMMA新会長インタビュー

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――まずJAMMAの新会長に就任された心境と抱負からお伺いしたいと思います。

里見 正直言って今回自分が会長になるとは全く思っていませんでした。柿原前会長からどうしても今回引き受けてくれないかとお話があり、理事さんからも何人から か言われまして、私としてはセガとサミーとの件もあるので、実業の部分に専念したいという気持ちがありました。それでも、どうしてもと要請され、今後セガとサミーが一緒になっていく中で、アミューズメント業界を本当の意味で成長させていかないと、我々のビジネスも大きくなれないですからね。そういう意味で引き受けさせていただこうと思ったのです。

――業界もようやく回復の兆しが見えて来ましたし、大いにリーダーシップを発揮していただきたいですね。

里見 業務用のアミューズメント、ようやく底を打って上がって来たかなと思っています。今まではコンシューマーのゲームソフトなどに非常に押されて、ゲームセンターの集客力がなくなっていたし、若い人は携帯でお金を使ってしまってゲームにまで回らない。ここに来て少し持ち直してきたのは、もちろんプライズ機などが大きいとは思います。しかし、従来のゲームソフトと比べると差別化できる要素がだんだん出てきて、それがオペレーターさんもある程度分かってきた。こういう方向でゲームセンターを伸ばしていけばまだいけるという明るい兆しが出てきました。
 それをもっとダイナミックに、業界全体で大きくなれることを強力に進めていければと思っています。

――2、3年くらい前から、家庭用と差別化できるような新しいものが出てきています。カードシステムとか。

里見 「ゲームセンターに行かないとおもしろくないや」という商品がだんだん出てきている。その一番大きいのはネット対戦だと思うんです。まだ今のところ基本的にはゲームセンターの中だけのネットで遊ぶ機械が多いのですが、それでもかなり大きなプラスになっています。
 将来的には、セガのゲームセンターだけではなく、タイトーさんでもナムコさんでも他所のオペレーターさんでもいい、違うゲームセンターにいながら同じ遊びができるような、これからおそらくそうしたシステムが広がっていくのでは。そういった事が広がっていくと、共同でイベントをやったり、色んなアイデアが生まれてくる。そうするとますます面白い形が出てくると思っています。

――それには基本的に業界が一つのシステムで展開する必要がありますね。
里見 セガならセガだけでなく、共通の業界標準仕様でやる。各メーカーが個別に違うことをやるような馬鹿な話はないですから、業界がよくならないと自分たちもよくはならないという原点を考えてほしいと思います。


消費税引き上げ問題等に対処するため
キャッシュレス決済システムの導入を



――今回JAMMAでは業界にキャッシュレスのシステムを導入していくためITネットワーク特別委員会を設置しました。これも業界各社が足並みをそろえることが必要ですね。
里見 Edyのようなキャッシュレス決済システムの導入は柿原前会長からも託されました。これは私もぜひ進めていきたいと思っています。ここ2、3年の中で間違いなく消費税が上がる。その消費税をどうやって吸収するか。一般にオペレーターは売上に対して利益が8~9%くらいですよ。ここに5%消費税が上がってこれをきちんといただけなかったら、3%しか利益が出ない。何か手を打たないといけないんです。
 それから、今のゲームセンターはみんな個別の機械がキャッシュボックスをもっていて、これは昔から変わっていません。パチンコ店では全部キャッシュを一括して回収してますよ。キャッシュボックスにキャッシュなんてないわけです。キャッシュボックスから1台、1台回収するのは不正が生まれる原点です。不正防止という点からも有効ですし、また人件費だって削減できる。これは業界全体でやるべきです。

――どのように推進されるのでしょうか。
里見 いくつか解決しなければならない問題点があります。利用料がどうなるかが一つ。端末を1台1台につけていかなくてはならないので、どれだけコストを安くできるかが課題です。それからメンテナンスがどうしても必要となる。今は外に頼んだりするとかなり高くつく。これからの議論ですが、メンテナンスをどこか一つのところに決めるとか、協会の中でコストギリギリの所で引き受けるとか。

――端末を取り付けること自体、オペレーターさんだけでは大変という声もあります。
里見 協会が先導してやらないと無理ですね。それから情報が筒抜けになるという問題もある。情報を勝手に取れないような仕組みを考えなくてはなりません。

――新会長には色々課題が控えているのですが、景品の違法営業の問題もあります。この問題にはどのように取り組まれますか。
里見 これはAOUと連携しながらやらないと。JAMMAの力だけでは無理です。メーカーが違法なものを一切入れられないような機械を作れるかというと、できないわけですから。

――それぞれに立場が違いますからね。
里見 将来的にはAOU、NSAを含めて一本化した方が良いと思うんです。そんな大きい業界ではないわけですから。収斂された中で、皆で知恵を出して業界を発展させていく。近い将来やれるようならいいなと思います。

――セガさん、ナムコさん、タイトーさんみんな3団体に入っていらっしゃいます。もともとは1本の業界でしたから。 里見 そういう方向でいかないと、行政に働きかけるのだって大変です。例えばJAMMAで行くでしょ。行政指導的な話は出ますが、陳情的な話になると、「いや、JAMMAさんはうちの所管じゃないからね」と使い分けられてしまう。それが1本化すればもっと色んな話ができる。

―― 一枚岩で折衝ができますからね。業界再編の時期に来ているのでしょうか。 里見 そういうことも提唱していきたいと思っています。業界が一致団結すれば景品価格上限の800円を1000円にしてくださいという話もできなくはないですよ。行政の裁量権の問題ですから。

――しかし、業界が襟を正す姿勢が見えないと当局を動かすのは難しい。 里見 悪いことは直接注意して、駄目なら行政に報告してでも正してもらう。そんな毅然とした姿勢が必要だと思います。


JAMMA会員の商品開発努力で再び
世界から注目されるAMショーに



――里見会長は第42回 AMショー委員長でもあるわけですが、今回のAMショーの展望をお聞かせください。
里見 個人的には、会長会社として世界で注目されるものをぜひやりたいと思っています。今回JAMMAが進めようとしているキャッシュレスとネットシステムなどをアピールしたい。全体的には幼児からお年寄りまで含めて楽しめるような商品ラインナップをショーで見せることができれば一番よいなと思っています。

――JAPEAの共催は今後とも続けていかれるお考えですか。
里見 もちろんです。JAPEAさんがノーとおっしゃらない限り、今後とも一緒にやっていきたいですね。JAPEAの会員さんの出展でショーが一層華のあるものになっていますから。

――今回のショーを含めてこれからのAMショーの方向性についてお聞かせください。
里見 JAMMAショーはかつては世界に発信した市場の大きなショーでした。ラインナップをそろえて各国が欲しいと思える商品の開発ができれば、再び世界の注目を浴びるショーになると思うんです。昔は向こうの人たちの方からショーにやって来てどんどん買っていきました。インベーダーにしても、ドンキーコングにしても、アウトランにしても。それは何もアメリカ向けに作ったものでもないし、ヨーロッパをターゲットに開発したものでもなかった。今は時代とマーケットが変わったので、そこのマーケットで受け入れられる機械なのかどうかが問題です。

――市場にフィットした製品開発をすればまだまだ市場が広がるということですか。
里見 例えば東南アジア地域など投資余力の少ないところでは、機械が高かったら欲しくても買えない。でしたら、ロープライスでクオリティがしっかりしているものを提供する。問題は投資して利益が出るかどうかだから。価格が高くて投資してもリターンが取れないからやれないわけですよ。ところが、リターンが見込めるプライス、コンテンツがあれば買いますよ。商売ですから。JAMMAの会員1社1社がそういう商品を生み出す努力をするべきでしょう。

――最後にAMショーの来場者に対するメッセージをお願いします。
里見 来場して楽しんでいただいて、家の中で遊んでいるだけでなく、表へ出てアミューズメントセンターの中でぜひ遊んでみたいと思えるようなショーになれば一番良いと思っています。

――ご多忙の中、本日はありがとうございました。

第16回JAMMA通常総会を開催 開催報告

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第16回通常総会は、JAMMA高橋和治専務理事の司会進行により、定款に基づき、柿原会長を議長として議事進行されました。
議事に先立ち、正会員51社中、代理人及び委任状出席を含めて49社の出席があり、総会定足数を満たすことが報告され、さらに、議事録署名人として木村雅三副会長、永井明副会長が選任されました。

第1号議案 平成15年度事業報告並びに決算報告及び収支差額処分案承認の件
標記の件について事務局から内容の項目ごとに説明が行われました。また正会員数51社、賛助会員26社の異動状況が報告され、続いて収支決算報告の各内容の説明がなされ、臼井清監事から「適正妥当」と報告されました。これを受けた審議の結果、全会一致により原案通り承認されました。

第2号議案 平成15年度事業計画並びに収支予算案承認の件
標記の件について事務局から内容の項目ごとに説明が行われました。事業計画として、会費策定委員会の件、ITネットワークシステムの推進、消費税対策委員会の設置等が上げられ、収支予算案が説明されました。これを受けて審議が行われ、全会一致で原案通り承認されました。

第3号議案任期満了に伴う理事及び監事の選任に関する件
事務局から、3月10日付で正会員全社に役員立候補者を募ったところ、理事16名、監事2名の立候補者があったと報告され、定款11条に定める定数以内(無投票)のため、全会一致で原案通り承認されました。

この後、別室において緊急理事会が開催され、正副会長及び専務理事を選出しました。新役員は以下の通りです。

JAMMA新役員一覧(敬称略、50音順、(新)以外は再任)
※所属企業の役職等は7月1日現在のもの
名誉会長 中村雅哉 (株)ナムコ代表取締役会長
顧  問 中山隼雄 (株)キャビア代表取締役会長
会  長 里見 治 サミー(株)代表取締役会長=(新)
副 会 長 木村雅三 (株)総商代表取締役社長
副 会 長 林  隆 (株)タイトー代表取締役副社長=(新)
副 会 長 石川祝男 (株)ナムコ常務取締役=(新)
専務理事 高橋和治 (社)日本アミューズメントマシン
工業協会専務理事
理  事 永井 明 (株)セガ顧問
理  事 熊谷俊範 (株)エイブルコーポレーション代表取締役社長
理  事 神宮司憲人 (株)リバーサービス代表取締役社長
理  事 小野良文 (株)ホープ代表取締役社長
理  事 内田慎一 (株)友栄専務取締役
理  事 佐藤隼夫 システムサービス(株)代表取締役社長
理  事 本田重正 泉陽機工(株)代表取締役専務
理  事 初野純孝 (株)カプコン執行役員=(新)
理  事 長田延孝 テクモ(株)取締役=(新)
理  事 仲田隆司 (株)バンプレスト代表取締役社長=(新)
理  事 奥出信行 (株)アトラス代表取締役社長=(新)
監  事 辻谷博男 (株)エイコー代表取締役会長=(新)
監  事 臼井 清 臼井税理士事務所代表

新任役員の方々
里見治会長 林隆副会長 石川祝男副会長 初野純孝理事
長田延孝理事 仲田隆司理事 奥出信行理事 辻谷博男監事



柿原会長は、このたび藍綬褒章を受章されまして、大変おめでとうございます。これは業界の発展に大変寄与されたということで受章されたというように思っております。 日本経済はいま非常に輸出が好調で、国内でも設備投資が活況を呈し始めました。一方国内消費は雇用状況の問題で、まだ厳しい状況です。

 この様な状況を鑑み、アミューズメント業界に対し、特に2点申し上げたい。アミューズメントも含めたコンテンツ事業というのは非常に重要な産業であると認識しており、コンテンツ事業振興法も国会で成立します。同法はコンテンツ事業を総合的に振興していこうという法律となります。

 もう1点は、経済財政諮問会議に報告した「新産業創造戦略」で、これは力のある産業について日本が世界をリードしていくようなしっかりしたものに育てていこうというものです。例えばデジタル家電、燃料電池、ロボット、そしてコンテンツ、それに加えてさまざまなサービス関係もあります。そういう意味でもコンテンツ産業は、全体として期待できる、長い目で見ると大きな成長が期待できる分野ではないかと思っております。いろいろな統計では、コンテンツ産業全体で2001年の市場規模で11兆円、これは2010年までに15兆円になると思っています。日本のコンテンツは、海外で様々な賞も受賞し、ある意味では日本文化になりつつある。コンテンツ業界を国際的に展開して日本ブランドを確立していきたいというのが、申し上げた新産業戦略の骨子ともなります。

 厳しい状況の中でも、ITネットワーク特別委員会などの活動があり、新しい要素を盛り込んだゲームにも人気があると聞いております。ネットワークやカードなどの要素を取り込みながら、これから事業がますます発展される、という仕組みにしていただきたい。AM産業はコンテンツ産業の一つの核であり、どうか皆様のご努力により、長期的にも発展していただきたいと思っております。



昨年度はわがAMマシン業界にとり、機器の販売、施設の運営にようやく薄日が差し込んできた年となりました。これまでにわが業界が経験しなかった厳しい業況の時期を乗り越えることができたのも、会員各位のたゆまぬ努力・工夫、そして新たな遊びを創造するという強い信念によるものだと思います。

 そこにはネットワークやカードによるゲーム等のヒットがあり、また新しいマシンによる市場拡大などが業界好転のきっかけとなりました。これらはまさにここ数年来申し上げてきた"家庭ではできない新しく面白い遊びを提供する"ことの一つです。またコア層だけではなく、ライトユーザーの足をロケーションに向かわせ、かつブームで終わらせないことも重要です。これらは、アミューズメントをユーザーに余暇活動の定期的な対象として認識させるという命題に、会員各位それぞれが取組まれ、引き出した回答であると思います。

 少々時間はかかりましたが、このような場で業界の回復を喜ぶことができ、感激を致しております。会員各位のご協力、ご努力に御礼申し上げます。業界を取り巻く環境は、これまで同様厳しいものがありますが、JAMMAは将来に向けた布石を積極的に進めていかなければなりません。今年度もAM産業界の完全なる復活に向け、数多くの事業を展開していきます。ITネットワーク特別委員会の立ち上げもその一つで、この設立というのは、業界の将来に向けての大きな発信です。わが業界は非常に労働集約的で、一台の機械から集金するのに4回会計をするなど、とても時間がかかっています。また、将来消費税率が上がることが予想され、我々は内税なので、大変な問題になってまいります。従って、できればキャッシュレス決済システムを取り入れ、集金の労働力を削減することが不可欠です。さらにこの情報によって、どの機械がどれだけ売り上げているか、顧客情報の取り込みができる等のメリットを活用したいと考えています。

 これらの取り組みにより会員各位のビジネスに一層のフォローの風をもたらし、更なる発展が期待できますよう、積極的な協会運営を実施してまいりたいと思っています。


第16回JAMMA通常総会を開催

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 (社)日本アミューズメントマシン工業協会(JAMMA)は、5月27日(木)午後3時から、東京・虎ノ門のホテルオークラ本館「アトランティックルーム」で、第16回通常総会を開催しました。当日は、来賓として経済産業省産業機械課の藤田義文課長、上山課長補佐、松本係長が出席されました。

 総会の議事に先立って、柿原彬人JAMMA会長からの挨拶。柿原会長はこの間の業界の動向について、「ようやく薄日が差し込んできた年となった」と評価。さらに「この厳しい時期を乗り切ることができたのも、会員各位がたゆまぬ努力・工夫を積み重ねてきたからであり、新しく面白いアミューズメントを提供することとともに、JAMMAとしては業界の完全な復活に向けて、ITネットワーク化などを今後に向けて進めたい」と、方向を示しました。

 議事では、初めに平成15年度事業報告並びに決算報告が事務局から説明され、全会一致で承認されました。続いて、平成16年度事業計画並びに収支予算案がそれぞれ説明され、全会一致で承認されました。

 さらに、任期満了に伴う理事及び監事の選任が諮られ、これについても全会一致で原案通りに承認されました。引き続き、正副会長の選任を含む役員改選が行われ、新たに選任された里見治会長ら新役員のもとで、本年度のJAMMAは活動を進めることとなりました。