――第42回AMショーが無事終了してのご感想は。石川 無事に事故なく終了したことは大変ほっとしています。来場者も9月の頭という変則的な日程にもかかわらず、多少パブリックデーの来場を心配しておりましたが、昨年より多くの方に来ていただきまして、よかったと思っています。
今回初めてショー運営委員長として務めさせていただきましたが、無事ショーを終えられたのは各委員をはじめ関係者の方々のご協力があったからこそ。正直なところ、私が初めてということもあり色々な場面でかなり助けていただきました。協力していただいた皆様にあらためて感謝したいですね。
――ショー全体の評価についてお聞かせ下さい。石川 全体的に出展機種は幅広い層に対応し、バラエティーに富んでいました。特に家庭用ゲームとの差別化が一段と伸展した印象です。ビジネスデーにおいては「ゆっくり落ち着いて商談ができた」という声を聞いております。小間の作りや会場全体の配置もあり、まだまだ工夫の余地はあると思いますが、機械はよく見ることができたと思います。
パブリックデーに関しては、それなりの工夫が各社に見られたことは大事なことだと思います。エンドユーザーの方にゲームの楽しさを体感してもらう、また、その仕掛けをすることはよいことだと思います。昨年に比べても盛り上がっていたのではないでしょうか。
――主催者紹介ブースについてはいかがですか。石川 正直申しまして、今回はパネル展示だけだったので、もう一工夫する必要があるのかと思います。JAMMAは、協会活動のリサイクルの問題等々を掲示する場所として主催者ブースを作りましたが、来年からはもう少し積極的に来場者に見てもらえるようにしたいと考えております。これは反省点ですね。
――3日間の会期と来場者について。石川 トータルで2000人強来場者が増えました。特にパブリックデーの朝の状況をみていましたが、熱心なファンの存在を再確認しました。また、家族連れ、特に小さなお子様を連れた方々の印象は強いです。ビジネスデーに関しては、来場者が初日に集中することはなく、2日間を有効に利用されたのだと思います。
会期に関しては、現在出展社アンケートの分析を実施しておりますが、私自身としては3日間がいいのかな、というイメージは持ちました。やはり前半の2日間はしっかりビジネスをして、1日は一般の方に解放するという丁度よい日程ではないでしょうか。ただし、パブリックデーについて、パネル展示の出展社やパーツ関連の出展社に対するフォローは課題になるでしょう。
――ショー運営と会場計画について。石川 今回小間の作りやイベントステージを緩和した事に関しては、全体が華やかになったし、立体的になり、事故もなかった点はよかったと思います。半面反省点もあります。委員によっては、安全性や他のブースとのバランスなどの点から、意見の分かれるところではあります。安全面、設置方法等も含め主催者として、さらにルールを明確にする必要があるのではないでしょうか。
――ショーの広報とPR活動について。石川 限られた予算と時間の中で、広報委員のみなさんはよく動いていただいた。あらためて感謝したいと思います。まだ、実際の効果を分析しているわけではありませんが、今回力を入れた交通広告についても、日程的に来場者が減ってもおかしくない中で、前年増となったことに寄与したのではないでしょうか。さらに今回NHKをはじめ多くのTVで取り上げてもらえ、効果があったのではと思いました。来年に向けては、今回以上に露出できるよう方策を考えていきたいと思います。また、開場前の早朝、TV取材等で、周辺小間の出展社のみなさんが快く協力していただけたことには、あらためて感謝をしたいと思います。
――AMショーの課題と今後の方向について。石川 色々ご意見はあるでしょうが、少なくともAMショーは、業務用ゲーム機及びアミューズメント施設での遊びを一般社会に認知させるという大目標があります。この大目標を踏まえて、業界全体を見ていただきたい、という部分を前面に押し出していきたいですね。
海外との関わりについては、やはり日本を代表する業務用ゲームのショーですから、海外からもたくさんの来場者に来て欲しいです。東南アジアからの来場者はかなりありましたが、さらに来場者を誘致するアプローチについては今後の課題です。
また、来年から会場を幕張メッセ(平成17年9月1日~3日)に移します。今回も次回の開催案内を会場出口に掲示しましたが会場の幕張は、国際的な展示場と認知されていますので、その点を積極的に打ち出して来場者にアピールし、来年は出展小間数、来場者数はもちろん、出展社数も増えてほしいと思います。