48号の最近のブログ記事

coffee break  「まだまだ楽しむ野球」

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51歳の私は今も野球を楽しんでいる。といっても会社の弱い草野球のチームだが・・・。
これでも一応実力(?)でレギュラーを張っている。40歳を過ぎたあたりで体力の限界を感じ一度引退を考えたが、何故か今もグランド通いを続けている。

  10年前に大田区の大会で対戦した○○運送(名前は伏せます)との試合がきっかけだ。プレイボール前に整列した目の前の相手は老人ばかり。どう見ても平均年齢60歳を超えている。一方、我がチームは20代、30代が揃っている。私だけでなくチーム全員が思わず「やった!」と考えた。相手投手の投球練習を見る。「遅い!」再び「やった!」。そしてプレイボール。しかし、相手チームのピッチャーの遅い球は全て変化球で、しかもコントロール抜群。私を含め我がチームはひっかけて内野ゴロばかり。また、相手の内野陣も上手い。確実にキャッチして、サード、ショートはワンバウンドでファーストミットへストライク。終わってみれば7対0のコールド負け、まいりました・・・。というわけで悔しくてまだまだ頑張ろうという気持ちになり、今も続けている訳です。

  人生80年、まだまだ遊びも仕事も上手くなれる。皆さん一緒に頑張りましょう。

第12回ゲームの日 実施報告

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 JAMMA、(社)全日本アミューズメント施設営業者協会連合会(AOU)、日本SC遊園協会(NSA)の3団体が主催して、毎年開催している第12回ゲームの日が、平成18年11月23日(祝)に行われました。

  ゲームの日は全国各地のアミューズメント施設でファン感謝の記念イベントが行われ、ゲームファンだけでなく普段はゲーム施設に来ないひとたちにもゲームの楽しさをアピールし、AM業界のイメージアップとマーケットの裾野拡大の大きな機会となっています。

約600店で行われたクレーンゲーム選手権店舗予選

今回は昨年好評であった「全日本クレーンゲーム選手権」を更に規模を拡大して実施しました。今回の大会は、店舗予選が全国約600の店舗で開催され、県予選大会、地区予選大会を経て2月17日のAOUエキスポ会場で全国決勝大会が行われます。さらに今回の「全日本クレーンゲーム選手権」の景品は、大会規模の拡大に対応するため、予選大会から全国大会まで大会専用の統一アイテムを使用しています。

  今回のゲームの日では、さらに新たな試みが行われました。エントリーユーザー、ライトユーザー向け「アミューズメント トライアル キャンぺーン」として、全国各地の多くの店鋪でフリープレイを実施しました。多くの人たちが店鋪でのフリープレイに参加し、ゲームの楽しさを理解いただくとともに業界全体のイメージアップにもつながりました。

  また、例年通り全国47都道府県で社会福祉施設、養護施設、老人福祉施設や知的障害者施設を対象に日頃はゲーム機に接する機会のない方々にゲームを体験していただき、楽しさを知っていただくためのイベント「アミューズメントラブ・エイド」が実施されました。

  特に東京では、東京都アミューズメント施設営業者協会(飯澤幸雄会長)の主催で、浅草花やしきを会場に「ふれあいアミューズメントフェスティバル」が行われました。

浅草花やしきで行われた「ふれあいアミューズメントフェスティバル」





協会活動  第102回JAMMAゴルフコンペ

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日時:   平成18年12月6日
場所:   水海道ゴルフクラブ(茨城県常総市)
天気:   快晴
参加者:  6組22名

スタート:  8時28分 アウト・イン同時スタート
結 果:   優 勝  室井 貴志氏((株)アミューズメント・ジャーナル)
        準優勝  門  良一氏(加賀電子(株))
        第3位  佐々木完二氏((株)コイシカワ)
        ベスグロ賞  佐々木完二氏

<コメント>
 今回のコンペは晴天に恵まれ、前日までの寒さも和いだ小春日和の陽気のもと、なごやかに開催されました。

  会場は名門クラブとして知られる「水海道ゴルフクラブ」。樹齢を重ねた松や杉がくっきりとホールをセパレートし、他方ではまったくフラットで単調になりがちな地形にマウンドや池を配して、高度な戦略性を持たせた本格的なコースとなっており、参加者は思い思いのプレーで楽しみました。
第102回JAMMAゴルフコンペ参加者のみなさん
第102回ゴルフコンペ入賞者
左から準優勝の門氏、優勝の室井氏、里見会長、第3位の佐々木氏


日本アミューズメント産業協会設立総会

 JAMMA、(社)全日本アミューズメント施設営業者協会連合会(AOU)、日本SC遊園協会(NSA)の3団体は、05年6月に三団体統合特別委員会を設置し、統合の検討をスタートしました。その後、06年5月には新たに三団体統合準備委員会を設置して細部にわたって具体的な詰めを行ってきました。

  この度その骨子がようやくまとまり、3団体から選出された役員によって06年12月12日、東京・港区の虎ノ門パストラルで、新協会「日本アミューズメント産業協会」の設立総会が開催されました。 

  会長には、里見治会長が就任、副会長はNSA内田博会長、AOU飯澤幸雄会長がそれぞれ就任したほか、新協会の全役員、定款等が決定しました。

  新協会は会員としてJAMMA、AOU、NSAを傘下に置くホールディング型の団体となります。今後は3団体連携のもと諸活動を推進させていく上で、新協会には大いに期待がもたれます。

なお、総会の決議事項、新団体の概要・役員については次の通りです。
1.決議事項
  (1) 理事及び監事の選任
  (2) 会長及び副会長並びに専務理事・常務理事の 
   選出
  (3) 常任理事会の設置および常任理事の選出
  (4)日本アミューズメント産業協会定款の承認
  (5)「平成19年度事業計画及び事業予算」
  (※1月26日に開催予定の常任理事会によって決定)
2.協会の概要
  ①団体名称:日本アミューズメント産業協会
  ②設立日:平成18年12月12日
  ③所在地:東京都港区虎ノ門1丁目16番17号 
       虎ノ門センタービル9階 JAMMA内
  ④会長:里見 治(JAMMA会長)
  ⑤会員:アミューズメントマシン等の製造、販売、
      および施設営業を営む業者により組織された団体。
     (社)日本アミューズメントマシン工業協会 (JAMMA)
     (社)全日本アミューズメント施設営業者協会連合会(AOU)
     日本SC遊園協会(NSA)
役員:(敬称略、常任理事以下は50音順)
【会長】      里見  治(JAMMA)
【副会長】    内田  博(NSA)
【副会長】    飯澤 幸雄(AOU)
【専務理事】   鈴木 剛夫(AOU)
【常務理事】   高橋 和治(JAMMA)
【常任理事】
  石川祝男(JAMMA)/梶修明(AOU)/木村雅三(JAMMA)/瀬戸田秀廣(NSA)/辻善則(NSA)/中嶋豊彦(AOU)/林隆(JAMMA)/東純(NSA)/
平本将人(AOU)
【理事】
 長田延孝(JAMMA)/小野良文(JAMMA)/金原一(NSA)/菊池康男(AOU)/今野創(NSA)/佐藤隼夫(JAMMA)/神宮司憲人(JAMMA)/ 鈴木義治(AOU)/田中勉(NSA)/畑晴夫(AOU)/三浦保夫(AOU)/山本宏史 (NSA)
【監事】
 初野純孝(JAMMA)/兵井勝(AOU)/吉川直人(NSA)

 



 JAMMA、全日本遊園施設協会(JAPEA)、(社)全日本アミューズメント施設営業者協会連合会(AOU)の3団体共同主催による『2007アミューズメント産業新春賀詞交歓会』が1月15日、東京・千代田区の赤坂プリンスホテル/五色「新緑の間」で開催されました。本年はJAPEAが幹事を担当しました。会場となった「新緑の間」は、279名の関係者で埋め尽くされ、17時から19時の2時間、業界関係者の懇親を深めました。

JAMMA里見会長、JAPEA會澤副会長、AOU飯澤会長による鏡開き

幹事協会JAPEAの山田三郎会長の代理として會澤敏晶副会長が挨拶を行いました。會澤副会長は「本当に近い将来、消費税のアップという問題が必ず出てくると思います。真剣にこれから検討していかなければいけないと思っていますが、幸いに3団体がございますので、できればそれぞれの会社での考え方、情報を提供して頂いて、お互いに持ち寄って色々なことを解決していきたいと思います」と消費税の問題に絡めて業界が一つになって諸問題に取り組んで行くべきと挨拶しました。

「様々な問題には業界一体の対応が必要」とJAPEA會澤副会長
「今年も幸先よいスタートが切れた」としたAOU飯澤会長 続いてAOU飯澤幸雄会長が挨拶しました。飯澤会長は年末年始の業界状況について触れ「今年は非常に恵まれまして、SCロケも含めて概ね多くのお客さんが入って喜んで楽しんでくれたという報告を各地のオペレーターの方々から受けております」と幸先よいスタートが切れたことを報告しました。また、1カ月後に迫ったAOUエキスポについて「今回は2・5ブースを3ブースに増やしたということで、12~13年前くらいのレベルに戻ったのでは、という報告がありました。業界が良くなるという予感を感じました」と業界に明るい兆しが見えて来ていることを伺わせました。
  さらに協会活動について「昨年暮れに発足しました日本アミューズメント産業協会を通じまして、AOUの地道な活動を続けながら、業界全体に関わる問題について、先程JAPEAさんからもお話がありましたように、消費税や電子マネーの問題についてはオペレーターだけでは解決できないという中で、新団体で色々と協議をして、前向きに検討していきたいと考えております」と新協会も含めた業界全体での活動を積極推進するとして挨拶を締め括った。
続いて里見会長、JAPEA會澤副会長、AOU飯澤会長による鏡開きが行われ、3氏が壇上に残るなか里見会長が乾杯の挨拶を行いました。
  里見会長はまず消費税の問題に触れ「間違いなく近い将来消費税が8%、10%になるというのが目の前に見えてきています。こういった問題には本当に業界が一つになって対応しなくてはなりません。

「業界全体を本当の意味で健全に、なおかつ発展させていきたい」と挨拶した
里見会長  先程も飯澤会長が言われたように新協会"日本アミューズメント産業協会"がこのたび発足しました。これを機に、更に業界一つになって色々な問題に対応していきます。ぜひこれらを活かしながら、業界全体を本当の意味で健全に、なおかつ発展させていきたいと思います」と、新協会発足の報告と今後の活動について触れました。そして「今年は幸先の良いスタートを切れたかと思います。これが減速しないようになおかつ業界が大きく伸びられるように、皆さんと一緒に頑張っていきたい。そしてこのようなよい状況をぜひ今年1年持続させていきたいと思います」とし、高々と杯を掲げました。
  会場内は新年の挨拶を交わす方々の姿が随所に見受けられ、活発な懇親の輪が広がった会場は、JAPEA中道保信副会長の中締めにより締め括られました。


 年頭にあたりまして、謹んで新年のお慶びを申し上げます。

  昨年は当協会並びに当協会会員各位の皆様の格別のご支援、ご協力を賜りましたこと改めて厚く御礼申し上げます。

  さて我が国の経済を傍観し、昨年を振り返りますと、平成14年2月より始まった現在の景気回復局面は、昨年11月には4年10カ月を記録し、戦後最長であった「いざなぎ景気」を超えたとの判断が示され、戦後最長の景気となりました。バブル崩壊後の長い低迷から抜け出し、企業業績の改善が進む一方で、賃金が伸び悩むなど景気拡大の家計への波及は十分とは言えず、本格的な景気回復の実感はまだまだこれからとなります。

  上場企業は2005年3月期の時点において4年連続で経常増益を記録するなど、企業収益の動向は引き続き高水準で推移しております。それに加えて、景気回復の持続やリストラの進展による雇用・設備・債務の「3つの過剰」の調整が一巡、またそれに伴い競争力維持を目的とした活発な設備投資が長期に亘り行われております。個人消費については、所得の回復がまだ限定的ではありますが、雇用・所得環境の改善に伴う消費マインドの上昇などにより、今後も緩やかな増加が予想されております。これら設備投資や個人消費を中心とする国内内需が、今後も底堅く推移し下支えしながら、今般の景気は成熟期へと差しかかろうとしております。

  そのような長期の景気回復局面を背景に、産業界では合併・買収(M&A)が活発に行われ、日本企業が関わるケースの件数と金額共に過去最高のペースで推移するなど、事業の再構築と拡大の両面で重要な経営戦略の一つとして完全に定着した感を受けております。アミューズメント業界においても、インデックスのTOBによるアトラスの子会社化など、依然再編の進展はまだまだ継続されることが予想されます。

  アミューズメント業界ですが、平成17年度の市場規模全体額は、2兆2,464億円となり、3年振りに2兆円台を回復しました。これは、前年比は148.3%であった家庭用ゲーム機業界の販売高の増加が大きく寄与しておりますが、業務用アミューズメント機製品販売高及びオペレーション売上高についても共に前年度を上回り、4年連続でのプラス成長を記録し、回復基調を維持しております。

  また、テーマを「遊びの未来へようこそ!」と刷新を図り、昨年9月に千葉・幕張メッセにて開催されました「第44回アミューズメントマシンショー」は、出展社53社、868小間の出展規模となりました。来場者数は一般来場者が3,766人増加し、合計で46,716人という3日間開催となってから過去最高の来場者数の更新となりました。また、来場者との双方向のコミュニケーションを図るために、ビジネスデーにはセミナーを開催するなど新たな試みも行いました。海外からの来場者数も増加するなど、グローバルにアミューズメントの発信の場として機能しつつある手ごたえと同ショーへの認知の高まりを感じております。

  世界最高水準で進行中の少子高齢化などのドラスティックな社会の構造変化、ライフスタイルの変化による人々の価値観の変動、そして迫る消費税増税などの絶えず変化するビジネス環境が我々を取り巻いております。これらへ的確な対応を行うべく、アミューズメント産業の開発力の強化、市場の拡大・成長、さらなる業界の発展に向けた磐石な体制作りの第一歩として、新たな仕組みを昨年末に発表させていただきました。(社)全日本アミューズメント施設営業者協会連合会(AOU)、日本SC遊園協会(NSA)、(社)日本アミューズメントマシン工業協会(JAMMA)の業界三団体の統合を目的とした、三団体の上位組織として任意団体の日本アミューズメント産業協会の立ち上げによる業界団体再構築です。これにより、業界で意思統一を図るのが容易となり、業界を挙げて取り組むべき課題に対しての素早い対応や、業界全体への施策の推進を効率的に行うことが可能となります。更なる業界の発展を実現するための素地となり、業界にとって大きな一歩となることでしょう。

  さて、当協会に話を向けますと、本年の具体的な活動としては、引き続き、ITネットワークの推進、アミューズメントマシンのリサイクルシステム構築に関する調査研究、アミューズメント産業界の実態調査に加えてアミューズメントマシンの安全確保に関する調査研究、等が挙げられます。

  多様な決済システムが具現化される一方で、読み取り端末の共通化に向け慌しい動きを見せたキャッシュレス決済システムですが、「ITネットワーク特別委員会」を中心に、今後も状況を見極めながら、目の前に控える消費税増税への対応、そして売上管理の合理化、人件費の削減、料金設定の柔軟化にも対応するべく、業界への導入に向けて、引き続き今後の取組みの方向性や新たなる実証実験の時期についても協議を重ねてまいります。

  アミューズメントマシンのリサイクルシステムの構築については「経済産業省平成17年度3Rシステム化可能性調査事業」の研究テーマとして認可を受けて、リサイクルシステム委員会は九州地区をモデル地区として使用済みアミューズメントマシンを完全手分解し、リサイクル処理率100%(埋め立て処分ゼロ)達成の可能性について研究を行いました。リサイクル(再資源化)、リユース(再使用)、リデュース(発生抑制)の観点より行った調査事業は、一定の成果を納めることに成功しました。今後は獲得したデータを活用し、浮かび上がった課題の検証を進めて、全国規模でのシステム構築の可能性へ更なる調査・研究に取り組んでまいります。

  本年も社会情勢とアミューズメントに対するニーズの多様化へ対応し、一丸となって業界の健全化、青少年の非行防止・健全育成に努めることによって、アミューズメント文化の更なる発展を図り、産業の発展と生活の質の向上に寄与してまいりたいと考えております。

  昨年5月の第18回通常総会にて、私は再びJAMMA会長という立場を拝命いたしました。また、このたびの新協会会長の就任と併せまして、この重責をしっかりと受け止め、業界の更なる発展に向けた舵取り役を全力で果たしてまいりたいと考えております。惜しくも昨年急逝されました前会長の柿原彬人さんをはじめ、諸先輩方のご尽力により築かれた礎を元に、新年にあたり決意新たに、アミューズメントの明るい未来を切り拓いてまいりたいと考えております。皆様におかれましては、引き続き当協会運営へのご支援とご協力をお願いいたします。

  末筆ながら,会員の皆様のますますのご発展とご健勝を祈念申し上げ、新春のご挨拶とさせていただきます。



 平成19年の新春を迎え、謹んでお喜び申し上げます。

 日本経済は、バブル期以降の厳しい時代をようやく抜け出し、穏やかではあるものの、着実に景気回復を続けております。昨年11月には、戦後最長の「いざなぎ景気」を超え、かつてない息の長い景気回復を見せております。製造業におきましても、各企業の弛まない経営努力と我が国の高いモノ作り技術によって、企業競争力がこれまで以上に強化され、多くの産業では過去最高の好景気を迎えております。このような中で、平成19年新春を迎えることができましたことは、経済産業省製造産業局長として誠に嬉しく思います。

  本年におきましても、資源価格の高騰、北朝鮮情勢、為替動向など国内外に不安定要素は残るものの、企業部門の好調さが次第に家計部門へ波及していくことによって、国内需要の拡大が喚起され、更なる景気の拡大に繋がると期待しております。

  しかしながら、我が国経済を取り巻く環境を見ますと、必ずしも楽観できる状況ではありません。国内では、世界に類を見ない少子高齢化・人口減少社会の到来、増嵩する財政赤字など、将来の成長の阻害要因となりうる大きな構造変化に立ち向かう必要があります。また、国外でも、グローバル化の進展により国際競争の激化、東アジア諸国の急速な追い上げ、エネルギー・環境規制の高まりといった大変難しい課題に対応することが求められております。また、企業内においても、昨年頻発した製品事故やリコールなどに象徴されるように、団塊世代の退職を迎え、現場の技術力の低下が強く懸念されております。

  このような中においても、我が国の民間研究開発投資の約9割を占めている製造業が、引き続き、我が国経済を支える基盤産業として経済成長の牽引役を担っていくことが重要であり、そのため、製造業の競争力維持強化に向けた施策を重点的に展開してまいりたいと考えております。具体的には、本年も次のような課題に積極的に挑戦してまいります。

  第一に将来の経済成長を担う新しいモノ作り産業群の育成に向けて、産業のイノベーションを加速します。

 新産業群創出に向けて、昨年策定しました「新経済成長戦略」に示された知能ロボットや次世代航空機、新世代自動車向け電池、がん対策等先進医療技術の開発、宇宙産業の競争力強化などを強力に推進してまいります。さらに、国民の健康に向けた取組として、健康関連情報のデータベース化など、健康関連産業の発展に向けた基盤整備等を推進してまいります。

  また、ファッションやデザインといった、技術に加え感性によって付加価値(感性価値)を生み出す創造活動を積極的に支援してまいります。ファッションの国際競争力を高めるための取組として、平成17年秋より「東京発 日本ファッション・ウィーク」を開催しております。今後ともクリエイティブな発想とブランド力の強化によって、生活文化関連産業の活力を再生するとともに、「ジャパン・ブランド」を世界に向けて発信してまいります。

  他方、イノベーションを推進する前提として、安全・安心の確保が不可欠であります。そのため、子どもの安全と健やかな成長発達につながる生活環境の創出を目指したデザイン(キッズデザイン)の普及を図ります。加えて、更なる安全・安心の追求や国際的制度調和への対応のため、化学物質管理の制度体系の抜本的な見直しを進めてまいります。


 第二にモノ作りを支える「人財」の育成です。

  モノ作りの現場はいうまでもなく人が支えています。人口が減少していく中で、製造業の品質・コスト・安全を追求するためには、モノ作り人材の育成が欠かせません。しかしながら、90年代以降、景気の低迷や従業員構成の高齢化に伴う人件費の増大を受けて、製造業の多くはリストラや採用の抑制、人材育成費用の削減を行いました。

  団塊世代が大量に退職すると言われている2007年を迎えるに当たり、団塊世代の技術や技能がきちんと次なる世代に伝承していけるよう、次代の現場を担う中核的な人材の育成を積極的に進めるとともに、これまでに培われてきたモノ作りの「技」と「匠」に今一度スポットライトを当てるべく、「第2回ものづくり日本大賞」の実施を予定しております。


 第三に、経済連携や知財管理の推進によって、製造業のグローバル展開を支援してまいります。

  世界経済の一体化が進み、我が国製造業が生き残っていくためには、グローバル市場で国際競争力を強化するとともに、アジア大で最適な国際機能分業体制を築いていくことが重要です。そのための基盤整備として、各国とのFTA・EPA交渉を今後も戦略的に進めてまいります。

  また、アジア諸国を中心に我が国企業が持てる強みを活かして競争できるような環境を整備するため、アジアを中心に知的財産が保護される法制度の整備、厳格な運用がなされるよう推進してまいります。さらに、模倣品・海賊版の拡散を防止するためのキャンペーンや模倣品・海賊版拡散防止条約の実現に向けて引き続き、取り組んでまいります。

  地球規模の課題である環境問題におきましても、国際的枠組みを踏まえ、必要なCO削減を支援してまいります。

  経済産業省製造産業局といたしましては、これらの施策を迅速に遂行していくことで、我が国製造業ひいては日本経済の更なる発展を実現していきたいと考えております。

  最後になりましたが、本年の皆様方のご健康とご多幸をお祈りいたしまして、新年のご挨拶とさせていただきます。