64号: 2010年4月アーカイブ

協会活動
「安全安心設計のものづくりの推進」開催
~経産省と産総研によるシンポジウム~


JAMMAが共同プロジェクトの
成果を報告しました

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 528日(金)、六本木のアカデミーヒルズ49Fのタワーホールにおいて、経済産業省製造産業局デザイン・人間生活システム政策室と、独立行政法人産業技術総合研究所(以下、産総研)の主催で、「キッズデザイン製品開発支援事業シンポジウム」が開催されました。
 この「キッズデザイン製品開発支援事業」とは、経済産業省が今年度より開始した事業政策で、子どもの傷害予防に向けた「安全安心設計のものづくり」を産業界とともに持続的に推進していく体制の構築を目指しているものです。
 経済産業省では、これに向け、今年度の事業として「キッズデザイン製品開発支援事業」共創プロジェクトを開催し、広く企業・業界団体・その他の機関に、事故メカニズムの解明や製品構造、機能の問題点の分析、安全評価手法の確立等につながる提案の募集を開始しました。今回のシンポジウムは、その事業概要の説明とともに、過去3年間に実施された「安全知識循環型社会構築事業」の成果報告を行うという目的で開催されました。
 シンポジウム第一部は、高木美香 経済産業省製造産業局 デザイン・人間生活システム政策室 室長補佐から、「子どもの事故予防に向けて~情報収集から製品開発へ~」と題して報告されました。
 今年度の「キッズデザイン製品開発支援事業」においては、経済産業省からの委託で、産総研に、事業推進委員会、企業ニーズ調査・成果普及検討委員会、キッズデザイン基本的事項検討委員会を設け、製品開発や業界標準の作成を支援していくということが説明されました。
 続いて報告に立った、山中龍宏 キッズデザイン製品開発支援事業 事業リーダーは、産総研「子どもの傷害予防工学カウンシル(CIPEC)」の代表で、小児科医。報告は、「製品事故と医療機関の役割」と題して行われました。山中氏は医療の現場から事故を予防するという観点で情報交換し分析していくと工学的に解決できるものが相当数であることがわかってきたといいます。そういったことから、このプロジェクトは意義あることだと強調されました。
 発表の3つめは、西田佳史 産総研デジタルヒューマン工学研究センター 生活・社会機能デザイン研究チーム長により、「製品事故分析技術を活用したキッズデザインの事例」と題して行われました。
 近年の製品開発には、文化や言語、老若男女を問わない「ユニバーサルデザイン」という考え方が不可欠となっています。キッズデザインもまた、そうした考え方をベースに、子どもの安全を最大限に考慮したものとして提供していくことが、このプロジェクトの目的であると説明されました。
 第二部は第一部の発表者に加え、産総研の共同プロジェクトに参加したJAMMA上山辰美専務理事と永代産業(株)総合研究所研究開発室の大谷優建材グループ長が参加して、パネルディスカッションが行われました。
 ディスカッションに先立ち、大谷、上山両氏から共同プロジェクトの内容について報告が行われました。
 大谷氏からは、自社で開発する衝撃吸収機能が付与された床材において、共同実験により得られた成果の報告を行いました。
 上山専務理事からは、アミューズメントマシンの硬貨返却口に子供の指挟み事故防止についてJAMMAの取り組みおよび、今回の共同研究の報告を行いました。
 JAMMAではアミューズメントマシンの硬貨返却口に子供の指挟み事故防止について、技術部会の中に専門の「硬貨返却口安全対策分科会」を設置し各種施策を行っています。その中で、「硬貨(コイン・メダル)返却口の安全性に関する指針」というガイドラインを作成し、会員各社に啓蒙活動を行っています。
 今回の共同実験はガイドライン等に対応した対策で一定の効果を上げている安全対策に数値的な裏付けを付与するために行ったものになります。
 今回は様々なサイズのシリコーンの円柱を指に模して測定を行いました。これにより硬貨返却口の蓋に指が挟まるメカニズムが解析でき、今後の安全対策に対して有効なデータ収集が行えたと結びました。
 シンポジウムの中では、上山専務理事に対して、業界団体がこのような共同研究を行うことについてのメリット・デメリットについて質問があり、上山専務からは、AM施設はより多くの人々が年齢層を問わず楽しむ場所であり、そこに設置されている機械も同様のものとなるため事故が発生すると、業界全体の社会的な問題となるため、今回のように業界団体で共同実験を行うことで、各社が垣根を越えて取り組む事ができたと話されました。さらに機械を運営する側のオペレーターに対しては、注意喚起のステッカーを配布するなど、JAMMAで対策を講じていることも説明されました。
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活動の成果を報告する
JAMMA上山専務理事


協会活動 第117回理事会

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協会活動
117回理事会

JAMMAの一般社団法人化に向け
専門委員会が発足しました


日時:72915001630
場所:JAMMA会議室
出席:理事12名(うち代理出席1名)、監事2名、経産省担当官3
◎議題
1.会員の入会承認に関する件
 標記の件について、2社の入会について審議され、異議なく承認されました。
〈新入会員〉
・㈱三田商事(正会員)
所在地:
110-0015 東京都台東区東上野2-13-8
TEL03-3839-3363
会員代表者:代表取締役社長 田村 尚宇
業種:遊技機販売等
推薦:㈱アールエス、㈱マインズ

・㈱ディースクエア(賛助会員)
所在地:
101-8548 東京都千代田区鍛冶町2-9-12
TEL03-3255-5411
会員代表者:代表取締役 小川 良太
業種:・キャラクター商品の企画、製造、
    販売
・特許権、商標権、著作権、
    著作隣接権そ
の他知的財産権の取得、
    開発、管理、
許諾、譲渡
   ・一般労働者派遣事業
推薦:㈱友栄、加賀アミューズメント㈱
2. 部会・委員会の担当選任に関する件

 標記の件について各部会の部会長等が、次のように決定しました。(敬称略)

【法務財務部会】

部会長  里見治会長

副部会長 木村雅三副会長

副部会長 林隆副会長

副部会長 橘正裕副会長(新任)

【国際部会】

部会長  神宮司憲人理事

【調査情報部会】

部会長  阪口一芳理事

【倫理部会】

部会長  橘正裕副会長(新任)

副部会長 初野純孝理事

副部会長 山下滋(セガ)
AMプライズ部会】

部会長  佐藤隼夫理事

副部会長 田坂吉朗理事(新任)

【技術部会】

部会長  林隆副会長

副部会長 小野良文理事

【消費流通部会】

部会長  内田慎一理事
3R部会】
部会長  内田慎一理事
AMショー部会】

部会長  林隆副会長

副部会長 石村繁一(バンダイナムコゲームス)
3.一般社団法人化に向けた取り組みに関する件
 標記の件については、平成2012月に施行された公益法人改革法に従い、JAMMAでは法施行後5年(平成2511月)内に、新たな法人格の取得申請を行わなければなりません。(移行期間内に申請しなかった法人は解散したものと見なされます)また、厳しい現況を打破するため、業界団体の統合を加速させ、大同団結をもって、業界の課題に前向きに取り組む必要があります。
 この前提を受け、事務局から以下の提案が行われ審議の結果、異議なく承認されました。
 JAMMAでは専門委員会を立ち上げ、日本SC遊園協会(NSA)との統合に先行着手するとともに、JAMMAの一般社団法人化に向けた準備を本年度からスタートさせ、平成23年度内に新法人に移行することを目指すこととします。
 専門委員会は「一般社団化実行委員会」とし、委員長には橘正裕副会長が就任することになりました。
4. 48回アミューズメントマシンショー及び今後の運営に関する件
 標記の件については、事務局から出展小間申込みの結果が報告されたほか、今回はショーの活性化を図る新たなチャレンジとして、新規顧客来場促進に向けコスプレイヤーをターゲットに動員を図ることが説明されました。また、1月に再組織したAMショー部会(部会長:林 隆副会長)の活動状況について報告が行われ、承認されました。
5. 技術部会に関する件
 標記の件については、事務局から独立行政法人「産業技術綜合研究所デジタルヒューマン工学研究センター」との共同で行った安全知識創造共同プロジェクトの活動報告及び528日に六本木アカデミーヒルズで行われた同プロジェクトの成果を発表するシンポジウム(上山辰美専務理事が出席)の報告が行われました。 (シンポジウムの内容については別掲)
6. 3R部会に関する件
7. その他
(1)来年度通常総会の開催日程に関する件
◎報告事項
(1)国際展開について
(2)年間スケジュール
(3)その他(再雇用制度の進捗について)


特別企画 JAMMA新役員に聞く

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6405Pb.jpg   525日に開催されたJAMMA22回通常総会で新役員として3名の理事・監事が選任されました。今回から3回に分けて新役員の方々を紹介していきます。
 第1回となる今回は副会長に就任された、バンダイナムコゲームス顧問の橘正裕氏です。橘副会長は石村副会長の後任として倫理部会長も務められます。

   

 副会長に就任した感想については、
「大変な時期に副会長の重責を務めることになりました。現在アミューズメントに限らず、エンターテインメント業界市場全体が厳しいに状況に置かれています。特に業務用AM機器・施設市場は長らく低迷が続いています。JAMMAとしてもこのような現状を打破でき、即効性のある施策が見いだせていない状況です」
と厳しい市場環境を指摘、その中で少しでも業務用AM産業全体を活性化させるため、自らの立場を活かしていきたいという考えを示しています。
 
「私はバンダイナムコゲームスの顧問としてJAMMAの副会長を務めてまいりますが、同時にオペレーターであるナムコの社長も務めております。現状はメーカー、オペレーターそれぞれ独自の活動だけではこの厳しい環境は打破できないと思います」
とした上で、
「新機種、新ジャンルに対する研究開発はメーカー各社が積極的に取り組んでおられます。しかし我々メーカーだけではできないことに"人の介在"による"オペレーション"があります。オペレーターの方々のアプローチによって
AM機器・コンテンツの個性を活かし、AM施設でしか楽しめない業務用AM業界の"存在意義"の創出につなげられると考えています。そのためには、これまで以上にメーカーとオペレーターが連携を図ることが必要になります」
と家庭用ゲーム機、携帯ゲーム機の普及だけでなく、携帯電話やスマートフォンなどゲームを楽しめる新端末が登場し"遊びの要素"が多様化した環境では、メーカーとオペレーターが一体になった取り組みが必要だと強調されています。

   さらに、現状AM業界が抱えるAM機器の安全の問題や、地球環境に配慮したAM機器のリサイクルの問題など、JAMMAだけでなくオペレーターの方々との協力がなければ対応できない問題も多くあります。
「オペレーターとメーカーとが共に手を携えていけば、業界共通の課題に取り組み、時代にマッチした効果的で効率的な活動を進めていけると確信しております。

   JAMMAは今年、AOUと共同事務所を構え、より迅速な対応がとりやすい環境ができました。AOUでは既にメーカーとの交流を行う組織が発足し、活動を続けておられます。JAMMAでは私が副会長に就任したことで他の役員の方々は、私にオペレーターとの橋渡しの役割を期待されておられるでしょう。私自身もその期待を感じておりますし、自覚もあります。JAMMAとして、業務用ゲーム機器の素晴らしさをオペレーターの方々に改めて理解していただく努力を続けていかなければならないと感じていますし、そこに活路のひとつがあるのではないでしょうか」
と自らの立場を積極的に活かして、JAMMAの活動においてオペレーターの視点を取り入れていきたいと考えておられます。

  今後の橘副会長のご活躍が大いに期待されます。



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03P01.jpg 石村 繁一ショー運営委員長が挨拶

 6291400から、東京都・四谷のスクワール麹町「錦華」で、出展社説明会及び小間位置決定会が開催されました。
 当日は主催者側から、今回運営委員長を務める石村繁一ショー運営委員長をはじめ、ショー運営委員メンバー、運営関係会社等が出席しました。
 林委員長は「アミューズメントマシンショーは、とりわけここ数年一般公開日に、多くの方々がご来場いただくようになっておりますが、主催者側としてはうれしい反面、事故の心配などもありますので、安全確保のために一層力を注いで運営していかなければならないと考えています。そのため運営委員会の中に安全対策分科会を設置しまして、安全確保のために様々な施策を行っていく予定です」と安全に配慮した運営を行うことを強調されました。さらに「今回の展示会が出展された皆様方の期待にかない、同時に我々アミューズメントマシン業界が底力をアピールし、内外に話題を提供できる展示会になるよう努力したい」と挨拶されました。
 説明会は、まずJAMMA事務局から出展規定の概略説明。続けて出展規定、搬入、搬出、電気工事については事務局、施工業者、電気工事業者から詳細に説明されました。特に今回は一部小間装飾に関し規制を緩和した部分があるので、それについて資料を基に事務局から出展社に詳細な説明が行われ、安全面により一層の配慮が求められました。
 第48AMショーは、出展社数、小間数の減少に対応し、917日と18日のビジネスデー、最終日19日のパブリックデーともに2ホールでの開催となります。
 その中で今回も来場者に高評価を得ている主催者セミナーを実施することが説明されました(セミナーの概要については別掲)。
 また、パブリックデーに実施して評価を得ているチャリティーイベントも911日に実施します。今回の説明会では出展社に広くチャリティーグッズの提供を呼びかけました。
 さらに前回、来場者の安全を図るため、運営委員会で「小間内の安全確保に関するガイドライン」を策定したことを受け、今回も安全担当分科会の小野良文委員長からガイドラインの説明が行われました。
 出展説明会終了後、小間位置決定会が行われました。会場レイアウトは運営委員会において会場全体の人の流れや安全性等に配慮して決定され、申し込みが同数の場合は抽選により小間割を決定する方法が採られ、別掲の通り各社の小間が決定しました。

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  開催が目前に迫ってきた「第48回アミューズメントマシンショー(AMショー)」。その出展社数・出展小間数が決定しました。
 今回のAMショーは既報の通り、99日から11日までの3日間、「みんなで遊ぼう」をテーマに千葉・幕張メッセで開催されます。今回は昨今のAM業界全体の不振を色濃く反映する形となりました。出展規模は出展社数37社、出展小間数573小間と前回を若干下回る形となり、ホール数は2ホールを使用しての開催となります。
 今回もビジネスデーの2日間は、「第48回アミューズメントマシンショー セミナー」が内容を充実して行われます。セミナー会場も一カ所にまとまり、より受講しやすくなりました。最終日のパブリックデーには、JAMMAの社会貢献活動として重要な位置を占める、チャリティーイベントも実施される予定です。
 629日には、東京・四谷のスクワール麹町で出展社説明会および小間位置決定会が開催され、出展社に対して安全面も含めた説明が行われました。今回は出展規定の規制が一部緩和されたため、安全面の説明がより多く行われました。
 説明会の中で、石村繁一AMショー運営委員長から「アミューズメントマシン業界が底力をアピールし、内外に話題を提供できる展示会になるよう皆様とともに努力をしていきたい」と挨拶されたように、業界に活力を与えられるようなAMショーに向け活動を進めて参ります。

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【第48回アミューズメントマシンショー概要】

名称:第48回アミューズメントマシンショー
出展社数:37
出展小間数:573小間
日時:99日(木)ビジネスデー(招待日)
   
910日(金)ビジネスデー(招待日)
   
911日(土)パブリックデー(一般公開日)
開場時間 10001700
11日の入場は1600まで)
会場: 幕張メッセ45ホール
(〒261-0023千葉県千葉市美浜区中瀬2-1
TEL043-296-0001
主催:(社)日本アミューズメントマシン工業協会
   (
JAMMA
   
全日本遊園施設協会(JAPEA
後援予定:経済産業省、国土交通省、
     日本経済新聞社
入場料:911日(土)パブリックデー当日入場券
大人1,000円(前売700円)
小学生以下、60歳以上は無料
※前売券は、会期2カ月前から、首都圏の主要プレイガイドやコンビニエンスストアで販売します。

会員入場券

今回も前回と同様に出展社でなくてもお買い求め頂ける「会員入場券」を設けています。ビジネスデー(業者招待日、99日・10日)のみ有効で、価格は1800円になります。購入方法については8月上旬頃、事務局より会員各位にご案内申し上げますので、ご利用下さい。

〈ショー事務局〉
(社)日本アミューズメントマシン工業協会(
JAMMA)事務局
102-0074 東京都千代田区九段南3-8-11
飛栄九段ビル8F
TEL
0335565522 FAX0335565524
E-mail
info@am-show.jp