68号の最近のブログ記事


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07tachibana.jpgQ.第49AMショー運営委員長にご就任されての抱負をお聞かせ下さい。

 まず、このたび東北・関東大震災で被災された方々に対しお見舞いを申し上げます。今回の大震災や原発の事故は大変ネガティブなインパクトを日本国民にもたらしています。そういった未曽有の大災害の年にアミューズメントマシンショー(以下AMショー)の運営委員長に就任したということについては、「大変な時期に大役を努めることになった」というのが正直な気持ちです。

Q.AMショーは変化が求められる環境に置かれていますが。

 個人的にはAM業界自体は大きな曲がり角にきていると思っています。その閉塞感を打ち破る願いを込め、今回からAMショーの在り方を変えていきます。こういった環境の中では非常に不謹慎な誤解を招くかもしれませんが、「AMショーがどうなってしまうのか」という不安感がある一方で、期待感も持っています。またAMショーは来年に50回の節目の年を迎えます。今回のショーは、50回以降を占う試金石の役割を持ったショーになるのでは、と思っています。そこで、翌年以降に向けて「変わった」という結果を残すこと、あるいは「有益な何か」を残したいと思っています。

Q.今回はショーの日程、会場等に大きな変更があります。

 前回との大きな違いは、東京ゲームショウ(以下TGS)との同時期開催である、さらに会場が同じ幕張メッセということがポイントになっています。今回の日程や会場の決定については、昨年1年間、AMショー部会(林 隆部会長=当時)で話し合われた「今後のAMショーの在り方について」の答申に基づいています。これは、JAMMA会員だけでなく、オペレーターの立場からAOUにも意見をもらっています。

 その中で「TGSと同時期の開催を」という意見が多くありましたので、AMショーがTGSと同時期に開催できるよう調整をしました。その結果、会場は910ホールとなりましたが、運営面で工夫をすれば問題はないと思っています。会場計画については現在、案はできあがっていて、安全面や来場者の動線の問題など細かな部分を詰めている段階です。 


Q.TGSとの同時期開催による効果を期待されているのですね。

 出展社はもちろんのこと、来場されるオペレーターの皆様、エンドユーザーとなるプレイヤーの方々についてもTGSと重なる部分がある人達が多いと思います。この利便性を考えると、同時期・同会場開催にするメリットは大きいと思います。
 AMショー自体はこれまで、業界内でのビジネスショーとしての位置づけが強い部分がありました。今回のショーでは一般ユーザー、ひいては世の中に向けてAM業界をアピールする場として変化が期待できます。そもそもTGSは外向きの色彩が強い展示会です。そのショウと同時期開催することが、変化をするAMショーとしてもベストであると判断しました。
 言うなれば今回のAMショーは、ビジネスショーとしての役割は失うことなく、一般向けのアピールをさらに強めていこう、という考えをベースに運営していきます。

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Q.ショー運営に関し、今回は外部の広告代理店と連携して行うということですが、その狙い等についてお聞かせ下さい。

 これまでのAMショーは、主催団体の会員企業から選ばれた運営委員会による言わば手作りの運営をしてきました。この形式ですと、業界の実情にマッチした運営であったものの、ややもすれば前年のまま、大きな問題があればそこを見直す、といった形になりがちでした。AMショー自体がマンネリ化から脱却しなければ、という問題意識がありましたので、それを実現するために外部の力を借りた方がよいという判断をしました。
 外部の力を借りて何をするのかということについては、基本的に全体の運営については外部の広告代理店に任せていこうと考えています。
 ただし、全体のフレームワークは代理店に任せますが、これまでのショーの流れをうけた運営や過去に生じた問題などの対応については、主催団体の運営委員会で補強するという形になります。代理店は数社からのコンペで株式会社 アサツー ディ・ケイに決定しました。
 この件と関連して今回は主催者ブースを正式に設けます。主催団体として対外的なアピールをきちんとしていかないと、という思いもあり、その内容等を今後詰めていきます。

Q.ショー関連イベントについてはいかがですか。

 セミナーは実行する予定で検討を進めています。前回初めて開催したコスプレイベントについては、1回だけで終わらせるのではなく、内容をブラッシュアップして実施しようという方向になっています。また、チャリティイベントについては、現在検討中になっています。

Q.懇親パーティーについては。

 今回もショー会場に隣接するホテルで開催します。ただ出席していただける方々がTGSのパーティーとの選択に悩むということになるのは申し訳ないので、時間をずらすなど、両方出席できるような配慮はしようと思っています。

Q.ショーの広報宣伝活動については。

 今回は前回よりも予算を割いて、戦略的な広報宣伝を行っていく予定にしています。ショーの問題だけでなく、AM業界全体で市場拡大していくためにも、対外的にアピールを行っていくことは重要な課題です。そこでAMショーを通じて、世の中に広く業界を訴求し、今後の発展につながれば、ひいては出展社に還元される形になると思います。

Q.AMショーの海外展開について

 もちろん海外を見据えた活動は行っていきますが、早急に海外からの来場者、さらには出展社を誘致するのは非常に難しい問題だと思っています。近年のAMショーでは欧米からの来場者は非常に少なくなっています。
 現在の環境を見ると、私としては海外、特に欧米の市場は日本国内同様シュリンクしていると思っています。国内市場同様に市場の掘り起こしが必要で、そこから始めないと来場者はもとより出展社も増えていかないと思います。もう一つは、現在国内メーカーが展開する製品がどれだけ海外に受け入れられるかという問題もあります。
 その中で、日本国内のメーカーが海外市場の掘り起こしをするには時間がかかります。AM業界が厳しい環境にある中では、足下の国内市場の掘り起こしが先決だと思います。
 これには異論もあるかと思いますが、私としては国内市場の掘り起こしに成功すれば、それを参考にするため、海外からの来場者や出展社が増えると思っています。
 ただし、今回は欧米からの来場者も多いTGSとの同時期開催になり、そういった来場者を上手に誘引できれば、それをきっかけに今後につながる新たな可能性はあると思います。彼らはAMショーの存在を知らなかったかもしれませんし、今回AMショーを見ることで、これまでのAM業界にはなかった新たな遊びの提案が出てくるかもしれません。そこにも期待をしています。

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Q.最後に今回のショーに期待すること、出展社へのメッセージをお願いいたします。

 AMショーが変化をしていく中で、今回はTGSとの同時期・同会場開催という初の試みとなります。来場者の方々には業務用ゲームから、家庭用ゲーム、携帯ゲーム、ソーシャルゲームまで一堂に会しているので、様々な遊びを感じることができるという魅力があると思います。
 また出展社に対しては、AMショーをはじめ幕張メッセがこの期間中、様々なジャンルの遊びを提供するまたとない機会だと認識をしていただき、是非画期的な製品の出展をお願いできればと思います。
 AMショーは来年、節目の50回を迎えます。今後AMショーが未来永劫に向けて発展していくためにも、今回はそのきっかけとなるチャンスのショーであると思います。この短い期間では難しいお願いかもしれませんが、AMショーで自社のアピールを含めて、これまでできなかった、近未来の3年後・5年後を見据えた新しい遊びの提案などをしていただければ、来場者の注目も集まりますし、AM業界に対する世の中の認識も変わってきます。さらに今後、少しでもそれが形になれば、皆様方にも成果があるショーになると思います。
 是非、皆様方にはそういったチャンスを最大限に活かしてほしいと願っています。

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49thshow03.jpg  AM業界の一大展示会である「第49回アミューズメントマシンショー(AMショー)」の概要が決定しました。今回もJAMMAと全日本遊園施設協会(JAPEA)が共催します。 
 今回の開催期間は、JAMMAのAMショー部会(林 隆部会長)がまとめた答申「今後のアミューズメントマシンショーの在り方について」で提案されたショーの活性化策を採択し、(社)コンピュータエンターテインメント協会(和田洋一会長、略称CESA)主催の「東京ゲームショウ」との同時期開催となる9月15日(木)から17日(土)の3日間にわたり、開催されます。会場は千葉・幕張メッセとなります。(東京ゲームショウは9月15日(木)から18日(日)までの4日間、幕張メッセで開催)。
 開催にあたって、両主催団体(JAMMA、JAPEA)から派遣された委員によって、ショー委員会、ショー運営委員会が構成され、ショーの企画・運営は運営委員会によって行われます。また、我が国でも最大規模の展示会である東京ゲームショウに埋没しないショーにするため、外部の専門家(広告代理店)の力も借りて運営します。前回にまして内容を充実させて開催し、来場者により有益なショーを目指します。

■第49回アミューズメントマシンショー開催概要

1.会期:2011年9月15日(木)、16日(金)、
    17日(土)
業者招待日 9月15日・16日 10時〜17時
一般公開日 9月17日     10時〜17時
※東京ゲームショウ(9/15~18、
会場:幕張メッセ 1~8ホール)との同時期開催
2.会場:幕張メッセ 9~10ホール
    (千葉県千葉市美浜区中瀬2-1)
3.主催:(社)日本アミューズメントマシン
    工業協会(JAMMA)
    全日本遊園施設協会(JAPEA)
4.ショー委員長:里見治 
(JAMMA会長 ㈱セガ代表取締役会長CEO)
5.運営委員長:橘 正裕
(JAMMA副会長 ㈱バンダイナムコゲームス顧問)
6.後援予定:経済産業省・国土交通省
      ・日本経済新聞社
7.想定小間数:580小間(1小間3m×3m=9㎡)
8.出展対象:アミューズメント及び
      エンターテインメント関連全般。
9.出展資格:JAMMA・JAPEA両協会会員に限る。
10.出展料金:1小間16万円
11.懇親パーティー:9月15日(木)17:15〜18:30
会場:ホテルニューオータニ幕張


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 平成23年2月3日、JAMMA「健全化を阻害する機械基準の運用規程」が改正されました。今回の改正では、ネットワークでゲームを配信するビデオゲームにおける倫理表示マークの表示方法や、メダル投入口のないメダルゲーム機のサテライトの定義・申請・審査シールの貼付方法(審査マークの表示方法)などについて改正が実施されています。

 会員の皆様方におかれましては、新規程に対応した開発・申請等を行って下さい。 

 なお、今回の改正内容等については、次のとおりです。

 また、本運用規程は会員のみに公開しております。ご希望の会員各位はJAMMA事務局までお申し出ください。 




「改正の背景」


 JAMMAの定める「健全化を阻害する機械基準の運用規程」は、改正後5年以上が経過しております。
 この間、新技術の導入および応用による新しい機器の開発が進み、現行の運用規程では網羅できない事例が多々発生してきております。
 これらの事例に対応するため、平成2323日に開催された第31回倫理部会(部会長=橘正裕副会長)において「運用規程」の一部を改正いたしました。
 改正した運用規程は同日付で施行しております。

1).倫理表示マークの表示方法について

<現行規程の問題点>
 テレビゲーム機のネットワーク化が進み、コンテンツのネット配信が一般化し、一つの筐体で複数のコンテンツを提供することが出来るようになってきており、筐体に表示マークを貼付することが出来ない。
 また、メダルゲーム機においてもプレイヤーが所有する携帯端末をサテライトに見立てて利用するなど新しい技術の導入により個人所有の携帯端末に表示マークを貼付できないという事例が発生。 
 [事例]
 ①1つの筐体で複数のコンテンツが提供されることになり、1筐体=1コンテンツとして制定された現行の運用規程では対応できない。
 ②ゲームコンテンツを施設営業者やプレーヤーが自由に選択できるシステムではコンテンツごとの表示マークをすべての筐体に貼ることができない。(脱衣麻雀等)
 ③メーカーが倫理対象ゲームコンテンツの変更の際、施設事業者側に基板等の発送が無いため、表示マークの張替え送付ができない。
 ④プレイヤーが所有する携帯端末をサテライトとして利用するなど表示マークを貼付できないケースもでている。

<改正内容>
 コンテンツ配信用ゲーム機および携帯端末を利用したサテライトについては画面上にマークの表示することを認める。(倫理部会に申請し承認を得たソフト・機種)


2).新型サテライトの定義について

<現行規程の問題点>
 現行の運用規程ではメダルゲーム機のサテライトの定義をメダル投入口を有する個別遊技ユニットと定めている。
 しかし、「メダル投入口のないサテライト」や「プレイヤーが所有する携帯端末などのWifi機能を利用したサテライト」が出現しており、これらの新型サテライトに対し、表示マークを貼付できない事例が発生している。
 
<改正内容>
 メダルゲーム機本体と通信して遊戯できる個別遊戯ユニットを(メダル投入口が無くとも)サテライトとして定め、表示マークを貼付する。
 また、メダルゲーム機でWifi機能を利用した携帯端末もサテライトとみなす。表示マークを貼付できないサテライトには表示マークの画面内表示を義務づける。


3).表示マークの算出方法の改定について

<現行規程の問題点>
 現行の運用規程ではメダル投入口数に基づき表示マークの単価が設定されている。
 これは当初、メダル投入口数=プレイヤー数として規定されていたためだが、近年は1プレイヤー用でありながらメダル投入口が複数あるもの出現している。(シングルプッシャー機など)

<改正内容>
 表示マークの単価算定基準をメダル投入口数からプレイヤー数に改めるよう規程を改正。

 

林  隆副会長が退任されます

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68hayashiP.jpg--JAMMA役員を退任されるにあたり、率直なお気持ちをお聞かせ下さい。

  理事に就任してから11年が経過しましたが、この間様々なことを経験させていただきましたし、大変勉強になりました。会員の方々、理事の方々には大変感謝を致しております。ただJAMMAとしても、協会の中でまだやるべきことが残っているのが現状です。一般社団法人化へ向けた活動を推進しているところであり、また今年のAMショーの中身を大きく変えようとしている段階でもあります。そういった重要な時期に、かつ副会長として任期途中で退任することにならざるを得なかったことは、心苦しく思っています。

--JAMMA役員在任中はAMショー運営委員長、技術部会長をはじめ様々な役職を歴任されました。

 AMショー運営委員長は4回務めさせていただきました。また技術部会長を務めさせていただいた際には、安全の問題に深く関わってきました。当時は様々な事故が発生したこともあり、部会の方々にはかなり頑張っていただきました。最近では省エネ・地球環境保護の問題にも取り組みました。技術部会の活動は派手なものではありませんが、様々なことを部会の皆さんに検討いただきました。部会員の皆さんには心から感謝しています。

--省エネ・環境の問題では「ガイドライン」をいち早く策定できました。

 大急ぎで作業をし、ガイドラインを作り上げることができましたが、まだ内容を充実させる余地が多く残されています。具体的な設計を各社でどんどん入れていかないと、実際の省エネにはつながりません。会員の方々にはそういった設計思想をぜひ導入していただきたいと思います。

--AMショー部会長として、今後のショーの方向性について、道筋をつけられました。

 

 AMショーの方向性についてはこれまでも議論をしてまいりましたが、なかなか結論が出せなかった難しい問題です。しかし昨年1年間でショー部会の方々とかなり突っ込んだ意見のやりとりを行いました。
 その結果、100%道筋ができたわけではありませんが、その緒にはついたと思っています。

--その他JAMMAの活動の中で印象深いことはありますか。

 印象深いといえば、業界統合に向けて3団体(JAMMAAOUNSA)で1年ほど議論をしたことがあげられます。結果的にJAIAというホールディングス形式の協会が立ち上がりました。その議論の中で色々考えさせられることが多かったですし、勉強にもなりました。
 議論の中では、各団体が抱えている問題点がよく見えましたし、各団体の主務官庁が違うので、その団体の歴史も体質も違っていることを改めて実感しました。私個人の意見ですが、業界統合にはもう少し時間がかかるのか、と思っています。ポイントは団体間の体質の違いをどう乗り越えて統合に結びつけるか、だと思います。メーカーとオペレーターがうまく力を合わせることができれば、AM業界はさらに発展できると思います。

--今後JAMMAがよりよい活動をしていくために林副会長なりにお考えになっていることはありますか。

 私が関わったことでいえば、今後のAMショーの進め方等ですが、これは橘ショー運営委員長が進めていただけますので何の心配もしていません。来年50回の節目の年になるので、何か違った切り口で開催しようという意見も出ています。その意味でも今年の第49AMショーには期待をしています。

--AM業界に対する課題についてはどうお考えですか。

 私は、今のAM業界を取り巻く閉塞要因は大きく5つあるのではないかと思っています。その5つは、1.若者達の可処分所得が増えていないこと。 2.少子化の問題。3.家庭用ゲーム機に始まり、携帯電話・携帯端末の登場などによる遊びの多様化。4.メーカーの新しい遊びを提供する新製品開発力が落ちてきていること。5.AM施設に対する法規制の問題です。    
 これらの問題は、いずれも簡単に解決できるものではありませんし、メーカーだけ、オペレーターだけで解決できる問題でもありません。しかしAM業界が一丸となって取り組んでいけば、より良い方向に進めると思いますし、今後の業界に明るい展望が見えてくると思います。AM業界の未来のために、ぜひ積極的に取り組んでいただくことを願ってやみません。

--最後にJAMMA会員にむけてひとことお願いします。 

 JAMMAはメーカーの団体ですから、AMショーに関係してくる課題でもありますが、新機軸をもった新製品を開発していくことがメーカーの責務だと思うのです。なかなか製品の売れない時代で開発環境も厳しい状態ではありますが、こういう時期こそ会員の皆さんに頑張っていただきたいと思っています。
 またJAMMAは、今後NSAJAPEAとの統合を控えています。3団体が統合を果たせばメーカー機能とオペレーター機能を併せ持つ団体になります。新団体では単なる建前ではなく、両方の機能をうまく融合して、団体としての相乗効果が得られるような道を探っていただきたいと思います。統合にあたって最初は、それぞれの団体が部会形式で独立した形で活動していくことになると思います。ただ、そのままの状態で新団体が活動し続けるのでは、統合する本質的な意味がないと思います。早く完全統合を目指し、業界の活性化はもちろんですが、安全や規制緩和など、各団体が連携することでいい結果が生み出せる事業も数多くあると思いますので、是非頑張っていただきたいと思います。