社団法人
日本アミューズメント
マシン工業協会
(JAMMA)会長
里見 治
会員の皆様におかれましては、健やかに新年を迎えられたこととお慶び申し上げます。昨年は当協会へ格別のご支援、ご協力を賜りましたこと改めて厚く御礼申し上げます。2012年の新春を迎えるにあたり、所感の一端を申し述べ、新年のご挨拶に代えさせていただきます。
昨年は、為替相場の急激な円高進行やEU圏の金融不安、タイの洪水被害によるサプライチェーンの寸断など、世界の経済は非常に不安定な状況に陥り、これらによって産業界は少なからぬ打撃を受けています。一方、国内に目を向けますと、東日本大震災の発生により、未曾有の大災害が東北地方から関東地方にかけて襲い、想像を絶する甚大な被害がもたらされました。同時に起こった福島第一原発事故は、いまもなお日本全国に様々な影響を及ぼし、事態は非常に長期化しています。また、夏には西日本を中心として台風による豪雨被害も発生するなど、災害に苛まれた一年でありました。大震災から10ヶ月が経とうとしている今でも、数多くの方々が仮設住宅や避難先での不自由な生活を余儀なくされておられます。被災された方々に対しまして、改めてお見舞いを申し上げると共に、一日でも早く、もとの生活に戻れる日が来ることを願ってやみません。
このような環境下におけるアミューズメント産業の動向ですが、2010年度の市場規模は6,689億円となり、3月の東日本大震災の影響を受けながらもほぼ前年並みの水準を保っています。内訳としては業務用アミューズメント機製品販売高が前年比約2.1%増となる1,732億円、オペレーション売上高は前年比約1.7%減となる4,958億円となりました。アミューズメント施設の既存店売上高には下げ止まり感が見られ、一部では設備投資が増加している傾向にありますが、われわれを取り巻く環境は依然厳しい状況が続いています。業界全体がよりいっそう浮上できるよう、われわれがなすべきことを、今一度見つめなおす時期に来ています。
震災により国民の消費マインドが変わり、安近短のレジャーが注目されています。なかでもアミューズメント施設は、誰もが安全に、気軽に遊べる身近なレジャーとして機能すると共に、エンタテインメントを介して人と人とを繋ぐ、地域コミュニティーの一部としての社会的役割をも担っていることを改めて実感しています。このような時代だからこそ、アミューズメント施設に遊びにいらっしゃるお客様に対し、最大限のおもてなしで楽しい時間を提供することが、われわれエンタテインメントに携わるものの使命として、業界一丸となって取り組むべき課題だと認識しています。そのためには、アミューズメント施設でしか体験できない、魅力あるアミューズメント機器を創出することが不可欠であり、日々継続して研究・開発を重ねていくことが必要です。また、昨今ゲーム業界では、ソーシャルゲームの台頭でゲームの人口が拡大していると言われています。これをチャンスと捉え、たとえば家庭用ゲームやソーシャルゲームとも連動できるアミューズメント機器の開発や、時流を捉えたアミューズメント施設運営への進化などで新しいユーザーの開拓を積極的に行っていかなければなりません。
加えて、中国をはじめとする経済成長の著しいアジアの近隣諸国の市場に対し、各国の製品規制や製品価格の問題などを見据えながら積極的に進出を図っていくことは、業界の成長にとって必然となっています。
日本は現在、被災地への復興対策、TPP参加の是非、社会保障と税の一体改革などの難題が山積しています。このような厳しい状況の中、業界は今まで以上に一致団結する必要があります。JAIAおよびJAMMAとしてもアミューズメント産業の活性を目指して、本年も様々な取り組みを行います。
JAMMAでは、公益法人改革に対応し、一般社団法人化すると共に、JAMMA、NSA、JAPEAの3団体を統合し、4月からは「一般社団法人 日本アミューズメントマシン協会」として遊園施設領域、SC分野のオペレーター領域を含む、幅広いアミューズメント業態を包括する団体となります。
国際部会ではJAMMA会員の海外展開に向け、昨年に引き続き積極的に活動いたします。昨年、広州GTIショーを参観した際に、中国市場の可能性とその凄まじい成長スピードを目の当たりにし、業界の海外展開に向けた支援の重要性を実感しています。
展示会事業の抜本的見直しを進めている中で、昨年は、東京ゲームショウ2011と第49回アミューズメントマシンショーを、同期間に同会場で開催し、アミューズメント、コンシューマーという業界の壁を乗り越えることができました。本年は更に改革を進め、JAMMA、AOUの2団体が共同して統合展示会を開催させていただく方針に基づき、検討を進めています。詳細についてはまとまり次第、会員各位にご報告させていただきます。
会員の皆様におかれましては、引き続き当協会運営への一層のご理解とご支援を賜りますよう何卒お願い申し上げます。
最後になりましたが、皆様のご発展とご健勝を心から祈念いたしまして、私の新年のご挨拶とさせていただきます。
会員の皆様におかれましては、健やかに新年を迎えられたこととお慶び申し上げます。昨年は当協会へ格別のご支援、ご協力を賜りましたこと改めて厚く御礼申し上げます。2012年の新春を迎えるにあたり、所感の一端を申し述べ、新年のご挨拶に代えさせていただきます。
昨年は、為替相場の急激な円高進行やEU圏の金融不安、タイの洪水被害によるサプライチェーンの寸断など、世界の経済は非常に不安定な状況に陥り、これらによって産業界は少なからぬ打撃を受けています。一方、国内に目を向けますと、東日本大震災の発生により、未曾有の大災害が東北地方から関東地方にかけて襲い、想像を絶する甚大な被害がもたらされました。同時に起こった福島第一原発事故は、いまもなお日本全国に様々な影響を及ぼし、事態は非常に長期化しています。また、夏には西日本を中心として台風による豪雨被害も発生するなど、災害に苛まれた一年でありました。大震災から10ヶ月が経とうとしている今でも、数多くの方々が仮設住宅や避難先での不自由な生活を余儀なくされておられます。被災された方々に対しまして、改めてお見舞いを申し上げると共に、一日でも早く、もとの生活に戻れる日が来ることを願ってやみません。
このような環境下におけるアミューズメント産業の動向ですが、2010年度の市場規模は6,689億円となり、3月の東日本大震災の影響を受けながらもほぼ前年並みの水準を保っています。内訳としては業務用アミューズメント機製品販売高が前年比約2.1%増となる1,732億円、オペレーション売上高は前年比約1.7%減となる4,958億円となりました。アミューズメント施設の既存店売上高には下げ止まり感が見られ、一部では設備投資が増加している傾向にありますが、われわれを取り巻く環境は依然厳しい状況が続いています。業界全体がよりいっそう浮上できるよう、われわれがなすべきことを、今一度見つめなおす時期に来ています。
震災により国民の消費マインドが変わり、安近短のレジャーが注目されています。なかでもアミューズメント施設は、誰もが安全に、気軽に遊べる身近なレジャーとして機能すると共に、エンタテインメントを介して人と人とを繋ぐ、地域コミュニティーの一部としての社会的役割をも担っていることを改めて実感しています。このような時代だからこそ、アミューズメント施設に遊びにいらっしゃるお客様に対し、最大限のおもてなしで楽しい時間を提供することが、われわれエンタテインメントに携わるものの使命として、業界一丸となって取り組むべき課題だと認識しています。そのためには、アミューズメント施設でしか体験できない、魅力あるアミューズメント機器を創出することが不可欠であり、日々継続して研究・開発を重ねていくことが必要です。また、昨今ゲーム業界では、ソーシャルゲームの台頭でゲームの人口が拡大していると言われています。これをチャンスと捉え、たとえば家庭用ゲームやソーシャルゲームとも連動できるアミューズメント機器の開発や、時流を捉えたアミューズメント施設運営への進化などで新しいユーザーの開拓を積極的に行っていかなければなりません。
加えて、中国をはじめとする経済成長の著しいアジアの近隣諸国の市場に対し、各国の製品規制や製品価格の問題などを見据えながら積極的に進出を図っていくことは、業界の成長にとって必然となっています。
日本は現在、被災地への復興対策、TPP参加の是非、社会保障と税の一体改革などの難題が山積しています。このような厳しい状況の中、業界は今まで以上に一致団結する必要があります。JAIAおよびJAMMAとしてもアミューズメント産業の活性を目指して、本年も様々な取り組みを行います。
JAMMAでは、公益法人改革に対応し、一般社団法人化すると共に、JAMMA、NSA、JAPEAの3団体を統合し、4月からは「一般社団法人 日本アミューズメントマシン協会」として遊園施設領域、SC分野のオペレーター領域を含む、幅広いアミューズメント業態を包括する団体となります。
国際部会ではJAMMA会員の海外展開に向け、昨年に引き続き積極的に活動いたします。昨年、広州GTIショーを参観した際に、中国市場の可能性とその凄まじい成長スピードを目の当たりにし、業界の海外展開に向けた支援の重要性を実感しています。
展示会事業の抜本的見直しを進めている中で、昨年は、東京ゲームショウ2011と第49回アミューズメントマシンショーを、同期間に同会場で開催し、アミューズメント、コンシューマーという業界の壁を乗り越えることができました。本年は更に改革を進め、JAMMA、AOUの2団体が共同して統合展示会を開催させていただく方針に基づき、検討を進めています。詳細についてはまとまり次第、会員各位にご報告させていただきます。
会員の皆様におかれましては、引き続き当協会運営への一層のご理解とご支援を賜りますよう何卒お願い申し上げます。
最後になりましたが、皆様のご発展とご健勝を心から祈念いたしまして、私の新年のご挨拶とさせていただきます。



